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2014.07.07 より

すばる(プレアデス(Pleiades)星団) その1 [天体]

カタカナでスバルと書くと、なんだか外来語のようだが、古来からの和名とのことで、漢字の昴の訓読みに当たる。
有名な枕草子の一節に

星はすばる。ひこぼし。夕づつ。よばい星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。

というのがある。

星は星の数ほどというくらい沢山ある。その中で、何故?
好みなのでいっても詮無いが、すばるはむつらぼし(六連星)といわれる肉眼でわかる星の周辺に、たくさん
の星と青い星間ガスが輝いてる。
夜が暗かった昔は、今より相当美しかったと推定される。

ちなみに織姫星(ベガ)ではなく、なぜ彦星(アルタイル)なのか。
明けの明星ではなく、なぜ宵の明星(夕づつ)なのか

要するに、星見の時間(夜の8時頃)にちょうどよい高さで、明るく輝く星と
いうことではないかと思うがどうだろう。
織姫星は明るいが、少し高度が高く、首が痛くなる。

星団や星雲を撮すには、まだまだ技術が未熟なのだが、ずっと、追いかけてきた木星の近くにあるので、何とか撮してみたいと思うようになった。

プレアデス星団は数千万年前にできた若い星で、その表面温度が高いため、青白い光を放っているが、その膨大な発生エネルギーのため、短命でその生涯を
終えると推定されている。

下の写真は、以前に、望遠鏡に固定したカメラで撮ったもの
よく見ると、星の周辺を星間ガスが淡く取り巻いていて、暗い星は青く写っている。

PA190027回転・レベル・トリミング1縮.jpg


次は天体望遠鏡の直焦撮影
星団がぎりぎり入る。(少し外れているものある)
明るい星の周辺が青く輝いている。

P2111596縮.jpg

一般にすばるの写真として星間ガスが青く輝いているものは、上のような写真をさらに画像処理したものだ。

次は、拙いながら、画像処理を試みてみる。

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