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2014.07.07 より

油彩教室(5) クロッキー [絵]

昨日は、またまた春の陽気となった。
まさに三寒四温の季節だ。

暖かくなったということもあり、3年前まで勤めていた会社を訪問した。
広島旧市内から、西風新都に半年前移転した。
初めての新社屋・工場訪問。

新築だからといえばそうだが、きれいで、働きやすい環境になったようだ。
突然の訪問にもかかわらず、温かく迎えてくれ、ありがたかった。
会社は継続することが難しいし、大事。というのは故創業者の言葉だが、今後もがんばってほしい。

夕方、灰が峰にあがって、彗星をみようと思ったが、いつにもまして下界はもやっていて、西の山際付近は厚い雲がかかり、日没直前あきらめて下山した。残念。

さて今日のテーマ。
クロッキーとは早描きのスケッチといっていいんだろうか。
モデルを前に、我々の教室では、10~15分ぐらいで描く。

モデルが1回のポーズ15分くらいだから、休憩後は、別のポーズで描く。
この入門教室は3時間だから5~6ポーズを描く。

一般的には、目的に応じて、1~2分で描くことも多いらしい。

同じ習い始めとはいえ、絵が好きで、絵がうまく、絵の関係する進路を目指している、芸大美大受験生(先生がYWCAで受け持っている)と自分とは大違い。

デッサンとは違うから、間違っててもいいからどんどん描けといわれても、どこから手をつけていいやらの状態。

それでも去年は全く描けなかったものが(そもそも形に残っていない))、今年度は写真を見て若干練習したこともあって、何とか数枚は描けた。
(写真を見て練習することがいいことかどうかは知らない。邪道かもしれない)
そのうちの2点

P2080197.jpg

P2080200.jpg


先生によると、早く描くと一番必要な線が分かってくるのだそうな。

ウーン! イミシン!

デッサンの時は、線は目立たせるな。そもそも線はないのだからといっておきながら。

しかし、たしかに1~15分で描くということになると、効果的な線をさっさと引くことでしか描けないことになる。もちろん”いい絵は”という話ではあるが。

水墨画などを見ると、太い線で黒々とズバッと引いている線がある。
それを見ても違和感なく、美しく感じる。

写真を見れば明らかなように、現実には線などない。境界があるだけだ。
違和感を感じないということは、我々の脳は線をみているということなのか。

1万年以上前のアルタミラの洞窟画をはじめとして古代から人間は線で描いてきた。
しかし、脳が感じるからといって、それを実行することは別の系統だ。
なかなかできない。が、あこがれる。
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