Ｍ２７－アレイ星雲(Dumbbell Nebula)－

今日は参院選挙の投票日。
投票にはほぼ毎回行ってるけど、今回は全く行く気が湧いてこない。

「争点」はいっぱいあるのに争点になっていないのはなぜだろう。
どうせ、どこが勝っても、公約に何が書いてあっても書いてなくても、やることは似たようなこと。

しらけた気分？

といっても一人引きこもって、何か主張した気分になるのも嫌だし、出かけるだろうけど。

しかし、いつもながら家にいて
広報車のアナウンスを聞くのは嫌だな。
「みんなそろって投票しましょう」


Ｍ２７
こぎつね座にある、惑星状星雲。
わし座のアルタイルとこと座の平行四辺形の間あたりにある。

赤道儀を白鳥座のデネブ、こと座のベガに合わせ、さらに白鳥のくちばしアルビレオでカメラのモニターに写る画像の位置を調整し、Ｍ２７の位置に移動する。

アルビレオはベガやデネブのように明るくないが、２重星なので間違いにくいし、カメラの傾きも自覚できる。

60秒露出でうっすら画像に写る。

入門ガイドでは眼視で構造まできれいに見えるとされていたが、今回ははじめからカメラモニターを設定していたので、確認はしていない。
していないが、とても見えそうになかった。

月のない夜だが、やはり空が明るいのか、目が悪いのか。

60秒より長く露出すると、はっきり星像が流れるので、11枚の画像を合わせて660秒の露出とした。




本やネットの投稿写真では、あれいの両端が赤く映っている。
載せた写真ではそれにほど遠い。

一つにはカメラを天体用に改造していないので、赤みがカットされているためと思われる。
電離した水素原子が出す赤い光－Ｈα線。

星雲写真はこの赤みが重要な要素なので、考えなくてはと思うが、不器用なので改造しようとしたら、かなりの確率で壊してしまうと思うし、専用のカメラを買うにはもったいないし。

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