アンドロメダ座大銀河 Andromeda galaxy －靖国参拝に思う－

自分の頭が悪いせいなんだろうと思う。
子供の時も、年を取ってからも同じように理解できない。

「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」とかいって、そろってしずしずと進む国会議員達。

国のために命を落とした人たちに尊崇の念を捧げる。

心の底から英雄的に戦い抜こうと思っていた人もあろうが、心ならずも戦地に行かされ、命を落とした人も多い。

その人達に哀悼の意を国や現在の国民が示すのは当然だ。

だが、なぜ靖国神社なんだ。

当時の指導者の誤った政治のために、多くの国民が命を落とした。
しかし、当時の指導者の大半は責任を問われることなく、むしろ鬼畜だったはずの米英と手を結んだのだ。

「鬼畜」と戦って戦死したはずの人々に尊崇の念を捧げるとしながら、一方で「鬼畜」と結んでいるわけだ。

侵略戦争の悪夢から目覚めてみたら、「鬼畜」と思っていたものは「鬼畜」じゃなかった。

それはそれで仕方がない。

一部の人が言うように、数人のＡ級戦犯のみに責任があるわけではない。
しかし、戦地で倒れた人々のおかげで今の繁栄がある・・・
という決まり文句は自分には理解できない。
戦後は戦って敗れた当の敵国と結んで 復興、「繁栄」したのに。

自分のような凡人にはとうてい理解できない。


アンドロメダ座大銀河

日本から見える銀河としては最大のもの。
しかし、２３０万光年の遠きにある。

傍にはM32とM110の伴銀河がある。




さすがにこの大きな銀河は、望遠鏡のファインダーでもボーッと見える。

この銀河は秋に見えやすいので、秋になって撮っても良いのだが、宵の口では隣の玄関口の裸電球がまぶしくて、それが消されている時間帯の今が良いのではと思った。

ただ、やはり今年は湿気が多いせいか大気の透明度が低く、淡い部分は写りにくい。
もっと大きく写らなければならないのだが。

秋になってから再挑戦だ。

カメラを望遠鏡の上に載せ、望遠レンズでも撮ってみた。




周辺のアンドロメダ座恒星も写り、現実感が増す。

ただ、ノイズを消す（ごまかす）ための画像処理で、星がピンクになってしまった。
なんか、やり方が違うと思うが、今回はこの辺で。

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