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2014.07.07 より

化学実験事始め -ミョウバンの結晶 その1- [液中結晶]

化学実験をするとかこのブログの趣旨に宣言しておいて、実は数回の石けん作り以外は行わず、だらだらとした日々を過ごしてきた。

65歳を目前にし、ようやくタイムリミットの壁がおぼろに見えてきたので、怠惰な根性に鞭をいれねばと思い出した。

題は事始め、まず始めて勢いを付けよう。

てなもんで、手を付けたのがミョウバンの結晶作り。

小学生の夏休みの課題にもならない?

言いたい人には言われてかまわない。

現状がこのレベルだから。

以下がミョウバンダイヤモンド(正八面体結晶)作製までのサクセスストーリー
あくまでストーリー、現実ではない。

ミョウバンは以前から持っていたヤツで、食品添加物用。
正直、化学式が表示してないから。溶解度などもよく分からない。

だもんで適当に暖めながら水に溶かして、冷やしたところで、上澄み液を取り、一応飽和溶液と見なす。

種結晶は、その際できた結晶のうち手頃なものを、適当なもので縛り、上の「飽和溶液内」に吊す。

「飽和溶液」の表面から自然に水が蒸発することにより、過飽和になったミョウバンが種結晶表面に晶析し、結晶が大きくなる。

こうして書くとエラク簡単なようだが、そううまくは運ばない。

とりあえず今日は、この間にできた結晶2点をアップ。

P7253313ミョウバン1縮.jpg

P7263321ミョウバン3縮.jpg


P8183555ミョウバン2縮.jpg


上の写真2枚はどっかのサイトで、細い銅線を焼いて種結晶に突き刺せば簡単とあったので、試みたのだが、焼くと銅線が細いので溶けてしまう。
そこで、仕方なくその銅線で縛って吊り下げたもの。

最下段の写真は縛る紐を色々試した結果、釣り用のナイロン製テグスで縛って吊り下げたもの。

以上、2点は失敗作その1,2だ。

八面体の角も面となり、何面体か分からなくなっている。

容器を置いている部屋の気温が上下するため、液温が上昇すると結晶が溶け、下がるとまた成長することを繰り返したり、最初の「飽和溶液」が実際はまだ過飽和だったことが原因して結晶成長が急すぎたためではないかと思う。
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