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2014.07.07 より

オリオン座大星雲 その3 the Orion Nebula [天体]

今朝は晴天。

肌寒い。



NHKテレビでオリオン座大星雲をやっていた。

ビデオにとって何回か見た。

ハッブル望遠鏡など現在の最高レベルの写真だから当たり前だが、本当にきれいだ。

ミーハージジイが刺激を受けて、またオリオン座大星雲を撮った。

といっても、3月に撮った写真があるので、一眼カメラの写真はそれを使って、画像処理をやり直すだけにした。

何しろ延べ30分ぐらい掛けて撮ったものだから、特に改善点が分かったわけでもなく、新しい機材の入手もない状況では同じことの繰り返しになるからだ。

そのかわり、惑星撮影に使っているUSBカメラDFKを使ってみた。

このカメラは撮像面が小さいので、同じ望遠鏡を使う以上、オリオン座大星雲の一部しか写らない。

そこで、以前にも撮ったことがあるが、星雲の中心部(心臓部)で4重星トラペジウムがいる部分を撮ってみた。

2月の自分のブログを確認してみると、“星が誕生しかかかっていると言われる4重星”などと意味不明のことを書いていたが、トラペジウムは既に太陽の何十倍もの質量を持つ光り輝く若い星であり、その周辺にはこれから星になる過程の原始星と言うべき星が沢山ある--とでもいうべきだろうか。

トラペジウムは4つの星から出来ていて、それが放つ強力な紫外線を受けて星間ガスが輝き星雲を形作っているのである。

まず3月に撮った写真を、画像処理し直したもの。

P3062414~30再5トリ縮.jpg


別の目でみれば、同じ評価になるか分からないが、自分なりにはこの方がよいと思っている。

中心部の白飛びした部分をなるべく小さくして、周辺の星雲部分をなるべく広がるようにした。

マニアの写真ではもっと下の方に赤が広がっているし、この写真では白っぽく見える部分でも赤みが強い鮮やかな画像になっている。

赤みについてはやはりカメラのフィルターが原因ではないかと思う。

壊れる覚悟で改造するか・・・・イヤイヤまだ勇気はない。

それと、周辺が明るいので、それとプラス星の光で白飛びしやすいのではと思う。

白飛びについては、元の1分露出の写真で白飛びしているので、これ以上はどうにもならない。

次はUSBカメラの2点

オリオン座大星雲の中心部、上の写真では白飛びしている部分だ。

4秒露出20枚を重ね合わせたもの。

v3_20レベル・トリ.jpg


2.4秒露出の1枚撮り

露出2.4s.jpg


次の機会には他の部分も撮ってみよう。

まだまだオリオン座の季節は続く。

寒いけどね。

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