SSブログ
2014.07.07 より

ヤマブキショウマ [ハイキング]

「慰安婦問題」で朝日新聞が過去の記事について検証を行い、2日間で紙面に発表した。

その内容は,人さらい的な強制性を報じた過去の記事(済州島における証言)について。ウラが取れず,証言の内容は虚偽の可能性が強いと断定したものを含んでいた。

「朝日」は商業新聞の中ではもっとも権力批判志向が強く、そのため、

“アカイ、アカイ朝日”

とか呼ばれ,度々右翼の攻撃の対象になっていた。

自分は子供時代から「朝日新聞」を読んでいたので、紙面の構成には慣れ親しんでいるが、特に記事の内容や傾向に共感して購読していたわけではない。

というか、地元紙を含め他紙をほとんど読んだことがない。

だから、こんな重要なことを碌にウラも取らず、自分の主観や、他紙も類似の記事を載せているということを元に、事実として載せたことは大新聞にあるまじき体たらくだと思う。

さらに従軍慰安婦と女子挺身隊との混同が見られたが、それは当時の研究が乏しかったためとしている。

挺身隊は国家主導のものであり、従軍慰安婦と関わりがあるか否かは、研究が乏しかったのではなく、記者の調べが無かったためとしか言いようがない。

こんな記事を書いていては、読者への裏切りと言うだけではなく、右翼系論者を喜ばせ、今後政府批判をしても説得力が無くなってしまう。

「検証」では「慰安婦問題」への立場が大局的には変わるわけではないとしている。

「慰安婦問題」では、慰安所があったことは事実なのに、そこに公的な強制性があったか否かが焦点のように言われている。

たしかに政府間交渉とかではそうかもしれないが、今や国際的な人権問題として採り上げられている現状では、公的な強制性がなければノープロブレムとはならないのだ。

「朝日新聞」にはこの問題に対し、根源的に取り組んでほしい。

残念ながら、我々は事実を掘り下げ真相を知る手立てがないのだから。


ヤマブキショウマ(山吹升麻)

P7227741ヤマブキショウマ1縮.jpg

P7227743ヤマブキショウマ2縮.jpg


似た花にアカショウマがある。

似てはいるが、アカショウマが「ユキノシタ科」なのに対し、これは「バラ科」だそうだ。

何で? といっても,素人の悲しさ、分かるわけ無い。

唯一、葉の形が違う。

見た目がアカショウマに似ているが、葉の形がヤマブキに似ているのでこの名前という。

「七重八重、花は咲けども・・・・」のあのヤマブキ。

nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

オトギリソウクララ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。