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2014.07.07 より

カモメ & ユリカモメ 二河川の鳥たち [ハイキング]

ちょっと前に「カモメ」として載せた写真は大半が「ユリカモメ」だった。

間違いというより、カモメ類という意味で「カモメ」としたのだが、鳥の分類名に「カモメ」がある以上、そうとばかりはいえない。

そこでもう一度載せる。

前回の写真より河口近くの位置、干潮で浅瀬になった川にたくさんのカモメ“類”がいる。

oly20150207_07河口間近縮.jpg


oly20150207_09二河川のカモメたち縮.jpg



そして、本家?のカモメ。

oly20150207_14カモメ1縮.jpg


oly20150207_71カモメ2縮.jpg



ユリカモメ

oly20150207_42ユリカモメ1縮.jpg



実は両者は何の違和感もなく?混在している。

oly20150207_21カモメ&ユリカモメ1縮.jpg



カモメはやや大きく、くちばしや足が黄色い。

冬季は頭部から頸部にかけて淡褐色の斑点が入る。

ユリカモメはくちばしや足が赤い。

夏羽は頭部が黒褐色、冬羽は頭部が白く、目の後ろに黒い斑点がある。

夏に頭部が黒いことから、英名はBlack-headed Gullともいわれるらしい。

実は伊勢物語にあるミヤコドリ(都鳥)とはこのユリカモメのことらしい。

“白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
中略
『名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと』・・・”

この時代には京都にはユリカモメはいなかったのだそうだ。

今では全国にいるが・・・。

ちなみにミヤコドリの名を持つ鳥は別にいるが、足とくちばしは赤いものの体色は黒とのことだ。

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