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2014.07.07 より

万関橋 [遠出]

対馬は意外?と大きな島だ。

先入観というのは恐ろしいものだ。

正直言って、江田島程度の感覚だった。

南北の端から端まで、車で3時間ぐらいかかる。

だから南の端に近い方に宿を取ったら、北の方にはあまり行けない。

往復するだけで時間が無くなってしまう。

対馬の中程は千切れそうにくびれていて、その西側の湾が浅茅湾だ。

リアス式というかフィヨルドというか独特の景観だ。

倭寇といわれた人たちもこのような地形を利用して根拠地にしていたんだろうか。

まるで北欧のフィヨルドを根拠地にしていたバイキングのようだ。

ところでもともと対馬は中程でくびれてはいたが、南北がつながった一つの島だった。

しかしくびれ部分は細いので、江戸時代に船越というところを掘って船が通れるようにした。

もともと船を引っ張って丘を越えていたので、この船越という地名になったんだという。

その船越というところからすこし北に、今度は軍艦も通れるように掘った。

それが万関だ。

掘ったのはいわずとしれた日本海海戦を前にした海軍である。

いわばミニパナマ運河といったところか。

といってもそんなに広くなく、車ではあっという間に通りすぎてしまう。

DSC05984万関橋.JPG


DSC05988橋の上から.JPG



その近くの小山の上に湾や橋を見下ろせる展望台があったのでそこからの写真

DSC05992浅茅湾.JPG


DSC05994浅茅湾2.JPG


DSC05995万関.JPG


DSC06000三浦湾.JPG



何度も言うがファンタスティックだ。

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