SSブログ
2014.07.07 より

ムラサキツユクサ(紫露草) [ハイキング]

「呼(ママ)んで字のごとし」と言えるような山野草は自分の中ではツユクサである。

子供時代、初夏の朝早く学校に出かける小道では靴が露に濡れてしまう。

その露のイメージと重なるのがツユクサ(の花)だ。

そのぐらい身近であったし、今もこの季節になると変わらず咲いている。

という書き出しだが、そのツユクサと表題のムラサキツユクサとは印象がかなり違う。

大枠ではツユクサ科で同じなのだが、ツユクサはツユクサ属、ムラサキツユクサはムラサキツユクサ属なのだ。

以前載せたことがあるノハカタカラクサ(トキワツユクサ)と同じ属だ。

ノハカタカラクサはこのウォーキングコースでも少なくとも2カ所で群生が見られる。

いわゆる完全な山野草だ。

それに比し、ムラサキツユクサは今の段階では園芸品の逸出といったところだろう。

下の写真はウォーキングコース脇の溝に生えていた。

DSC03225ムラサキツユクサ1.JPG


DSC03228ムラサキツユクサ2.JPG


DSC03231ムラサキツユクサ3.JPG


DSC03232ムラサキツユクサ4.JPG



美しくて品がある。

そのほかにも石垣に生えているものも見られた。

ムラサキツユクサと聞くと理科(生物)の授業の感覚がちょっぴりよみがえる。

何でだろうと調べると『葉の気孔が大きく、よく気孔観察に使われる』とある。

これだったのかな? あとは全く思い出せないけど。

トラックバック(0) 

トラックバック 0

ハナショウブ(花菖蒲)すかしユリ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。