SSブログ
2014.07.07 より

ゲル中炭酸カルシウムの結晶 ー1年の始末は体たらくーその1 [ゲル中結晶]

今日は穏やかな天気だ。

3月並の陽気だという。

そういえば、きのうは節分で、今日は立春だ。

きのう、買い物帰りに通りかかった亀山神社前は車が順番待ちで路上に長蛇の列。

何の順番だろう?


去年の1月頃から年末にかけて、丸一年、珪酸ゲル中で炭酸カルシウムの結晶を育ててみたものの、その結果は体たらく。


以前にも用いたことのある、アクリルパイプで作った結晶発生器の下部に珪酸ゲルを仕込み、両側に炭酸アンモニウムと塩化カルシウムの溶液を入れ、放置する。

oly20161201_01トリ.jpg



この方式は何も含んでない珪酸ゲル層から始めるので、最初に珪酸ゲル層に拡散するまでは結晶は全くできない。


両溶液を更新してからしばらくして結晶ができはじめる。


このときはちょうど夏場にかかっていたので、何もする気が起きず、見やりもせずに放置していたので、知らぬ間に結晶ができていた。

ただ、炭酸塩の濃度が低すぎたと見え、結晶が炭酸塩側のカラムに微結晶とそして生成してしまった。

2回目の更新からは炭酸塩を2倍にして継続する。


その結果、真ん中のカラムに結晶ができはじめた。


その後、更に液を更新するも変化無いのでとりあえず終了した。

結晶ができている部分の画像

oly20161201_02トリ・強調.jpg



以下は結晶を取り出した後、拡大写真を撮ったもの

170127-02.jpg


170127-04.jpg


170127-06.jpg


170127-07.jpg


170127-08.jpg



ピンクが混じった針状結晶は炭酸カルシウムではなく、ゲル作製の際に使ったpH指示薬の結晶と思われる。

いわゆる方形の結晶はいびつな形になったものが散見されるだけ。

今回の特徴は球根がくっついたような、クラゲのような独特の形状だ。

何なんだろう?

炭酸カルシウムであることは間違いないだろうが、これもカルサイトなのか?

どうしてこういう形になるのか?
トラックバック(0) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。