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2014.07.07 より

久々のゲル中結晶その2 沃化鉛(Pb I2) [ゲル中結晶]

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試験管下部は沃化カリウム(KI)を含む硅酸ゲル

上部は硝酸鉛(Pb(NO3)2の水溶液


写真は開始後、1ヶ月のもの。


そしてそのゲル中結晶の近接写真

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黄金色で成長の縞模様のようなものがあり、美しい。


これを取り出したら飾ってもいいほどきれいだろう・・と思っていたのだが。



その後半年経つと結晶の様相がかなり変わってしまった。

沃化鉛は難溶性のはずだから、いったんできた結晶は大きくなることはあっても形は変わらないと思っていたのだが、そうでもなかった。

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(注)青く見えるのは撮影時の背景


取り出した結晶の写真

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暑いこともあって、熱意が冷め、少しほっといたらこの有様。

結晶というのは、条件が変わるとどんどん形状が変わることは、雪の結晶(水の結晶)を見ても明らかだが、なんとなく無機塩では形状は一定だという思い込みがあった。

今後、思い切り身に染まされることになる。

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