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2014.07.07 より

久々のゲル中結晶 その10 炭酸カルシウム in連通管 そのまた3 [ゲル中結晶]

今回載せる装置は、両側の反応液容器に加え、中間の槽を付け加えたことだ。


なんで?・・かというと、結晶ができる槽にゆったりしたスペースを確保するとともに塩化アンモニウムを添加するためである。

塩化アンモニウムは炭酸カルシウムの溶解度を高める働きをする(正確には易溶解性の炭酸水素カルシウムを安定化する)ようで、別法の炭酸カルシウム結晶作成にも応用されている。(ただし、この場合、かなりの高温高圧下だから、本法で同様の効果は期待できないかもしれない。)


さて、装置

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結晶

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装置の作製に手間が要った割には結晶は小ぶりで、期待外れだった。

中間層の塩化アンモニウム溶液槽に結晶ができれば、透明度の高い結晶になると期待したんだが、無理だった。


道なお遠し[アート]


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