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2014.07.07 より

久々の「リーゼガング現象」・・・塩化鉛 [リーゼガング現象]

いやあ、やりかけの実験や試験管など見るのもイヤになるという、重症のスランプになって、写真もデータも放りっぱなしだった。

でもこれではいかんと、立ち直らねばと、意欲が戻ったわけではないけれど実験を再開する。

何というか、言いたくはないけれど、先が見えてきた気がするんだ。

頭が回らなくなってきた。

以前、「猫は3秒しか覚えていられない」と言った専門家が居たと記憶するが、自分もそれに近づいている。

ちなみに「猫の記憶は3秒」という説には同意できない。

近所を徘徊する我がライバルの猫族は、物覚えがすごくいい。

頭より衰えが顕著なのは体だ。肉体だ。

運転免許で言えば75歳が当面のメルクマールだ。

当然、この75歳が当面の目標だ。

スランプだの何だの言って、無為に過ごす余裕はないのだ。


今回載せる「塩化鉛」は'17年にやって、かろうじて写真だけ撮って、放ってあったものだ。


写真は開始後、1ヶ月後のもの

DSC04315No71_08.JPG


DSC04315No71_08トリ.jpg



ゲル層は硅酸である。

それ以前は何回かゼラチンで行っているが、1回を除いてリーゼガング環は形成されなかった。

それも間隔が不規則のものだった。

硅酸ゲルの方がゼラチンや寒天に比べ、無機塩の結晶ができやすく、形が整いやすい傾向があるように見える。

今回リーゼガング環がかなり規則性を持って形成されたのは、そのせいかもしれない。


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