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2014.07.07 より

コーバリスの雑草たち その3 [アメリカ旅行]

「野草の花々 in Corvallis」 の続きだ。


ヨモギギク  タンジー(学名:Tanacetum vulgare)

ごちゃごちゃした草むらに、他の草と絡みながら咲いている黄色い花。

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いい写真でなくて情けない(ピントが一部にしか当たってない)が、茎の先端に服の金色ボタンのような花が付いている。


日本では類似種としてエゾヨモギギクというのが、北海道あたりに自生しているらしい。

ネット写真で見る限り、花の形がボタン型でも少し角が丸いような気がする。

ヨモギギクの変種という見解が大勢のようだ。


やはり少し寒冷地が適性のようだ。

コーバリスは北緯44°、ちなみに札幌が43°とほぼ変わらない。





ヤコブボロギク   英名 tansy ragwort 学名:Senecio jacobaea; Jacobaea vulgaris
セネキオ・ヤコバエア/ヤコバエア・ヴルガリス

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ネットで検索してみても、日本にこの野草はあまり無いようだ。

同類種としてはノボロギクになるようだが、その花、まだブログで扱っていない。

しかし、ネット写真で見る限りかなり違うように見える。

花自身は類似性があるのだが、葉の見かけがかなり違う気がする。

だからといって自信を持って高らかに掲載するというわけにはいかないが、まあ日本以外では結構ありふれているらしいので間違いないんじゃないかと思う。

外国の山野草なんて、写真に撮っても名前が分からないんじゃないかと思ったが、いやいやどうして、アメリカのサイトの方が分かりやすくて便利なんだ。


この草、毒草とされていて、セネシオニン(英: Senecionine)というピロリジジンアルカロイドの一種を持っていて、家畜が食べると中毒死するらしい。

名前の由来は聖ヤコブというキリスト教徒の英雄のお祭りが夏にあり、それがこの草の花期にあたるからだという。



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