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2014.07.07 より

佐治アストロパーク [天体]

今日も寒い!

と言っても、例年並みの気温らしいが・・・。


鳥取市の山間にある「さじアストロパーク」は天体望遠鏡を付設したコテージを運営している。

呉市にも蒲刈に市民向けの天文台があるし、晴れの国、岡山県にもあるのだが、どうも性格がシャイ?なためか、偏屈なためか、他人と楽しく交流しながら観測とか撮影することが苦手である。

苦手というかできないんだ。

上手な人に教えてもらいながらやれば効率的だし、失敗もないということはよく分かっているんだけれど、それをするぐらいなら失敗しても時間がかかってもいいと考えるぐらい我ながら超偏屈なんだ。

そういう人間にはこのコテージは魅力的だ。

なにしろ、一晩中自由なんだ。うまく撮れようが、失敗しようがね。


ただ、もちろんいいことばかりじゃない。

このコテージ、グループ利用を想定しているから1泊が3万円である。

そして、雲が出て、天体観測できなくても基本的に自己責任である。

どう考えても山陰は山陽に比べ、曇ることが多い。(地名で分かるね[わーい(嬉しい顔)]

島根出身だから、まあ実感[ドコモ提供]


でも、ものは試しだ。悪いことばっかり考えて実行せずにいるというのもイヤだ。

それで、連泊で3日借りた。

コテージは4棟あるが、40㎝カセグレンがある「セレス観測所」を借りた。


1泊3万円ということだけれど、一人で使うということで1室閉鎖して、4500円割引、望遠鏡を使わない日はさらに4500円引きということになった。


さあ、予約した7月?日、西日本豪雨災害で呉全域が断水する中、脱出したのだが、ちょうど梅雨明けとなった日だった。

しかし、同じ呉市民が災害に遭っているときに、ボランティアで災害復旧に対処している人もおられるときに、やはり天罰だったんだろうな。

はじめの二晩は雲が出て、観測できなかった。

最後の晩も薄雲が出ていたんだけれど、その雲を通して、なんとか、火星や土星を見ることができた。

呉に帰るその日から、あの記録的猛暑が始まったが、もうこれは運というか因果応報というか、そういったことなんだろう。

その日から借りていた人は、暑いドームの中で汗だくだったんだろうけれど、良かっただろうね・・・。 ニクいね! このヤロー!!


アストロパーク本館

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3連泊で借りたセレス観測所

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セレス観測所の居室

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ドーム内部の望遠鏡

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昼間にドームを開けて撮せば良かったんだけれど、狭くて全体が写らない・・・。


本館前の庭で星野写真を撮る。

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火星が大接近していた頃だ。

薄雲を通しているせいで光が散乱するためもあるだろう。びっくりするくらい大きく見えた。


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