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2014.07.07 より
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イエローナイフのオーロラ動画 [オーロラ]

庭のヒマワリは立ち枯れてゾンビ状態。

アサガオは今が絶好調!

今年のヒマワリは少し失敗した。

ポットに種まきをしたのだが、いちいち水やりが面倒くさくて、ポットが水の中につかるようにしていたのだが、ひょろひょろになってしまった。

それでも植え替えすれば大丈夫と思っていたが、最初にコブレテしまうと大きくならないな。

ヒマワリらしく大きくなったのは3本ぐらい。

でも、墓に供えるにはちょうど良いくらいこぢんまりしたものができたかな。(負け惜しみ)

アサガオは例年のように西日だけが当たるプランターに植えてるが、グリーンカーテンとしては申し分なく、葉がもうもうと茂った。

今年は門扉の付近にも植えたが、これがけっこう華やかで満足している。

長雨が続いた後、とにかく暑いので、それを口実にして草取りや剪定をさぼっているものだから、今は庭はぼうぼう。

コスモスの種も蒔いているのだが、今や雑草に埋もれてどこにあるやらないのやら。


さて、このブログだが、動画を載せようとすると5Mまでという制約がある。

有料にしても10Mまで。

2月に行ったイエローナイフで、オーロラをタイムラスプで撮って動画にして見たのだが大きすぎて到底アップできない。

アプリで縮小すると、背景にある星がつぶれてしまうので、これではアップする意味が無い。

そういう時、YouTubeにアップして貼り付ければいいという話を聞いたので、何が何だか分からないながらやってみることにした。


1本目は天体写真用にと改造したカメラに韓国製の広角レンズを付けて撮ったもの。

一応フルサイズになる。

前半が10秒に1枚、シャッタースピード5秒、後半は15秒に1枚、シャッタースピード10秒で撮っている。



2本目は改造なしのカメラにAPSーC仕様の広角レンズをつけ、それに拡張コンバーターや魚眼コンバーターを装着して撮ったもの。

撮像サイズはAPS-C だから小さいが、撮影範囲はレンズで補っている感じ。

撮影条件は1本目とほぼ同じ。




1本目は自分にしてはほぼ満足?

2本目は撮影位置、構図など悔いが残る。

ピントが少し甘くなっているのも残念。

でも、静止画でなく、動画で見ると、当たり前だがオーロラを動きとして見れる。

同じものを見ても、違うものを感じる。

そうであればもうちょっとうまく撮れたらと思う。

またのチャンスがあるのだろうか?

2度目のイエローナイフ(4) [オーロラ]

以下の写真は赤みはないが、躍動性がある。

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シャッター速度5秒で撮っているが、まだ明るいのでもっと短くすればよかった。

5秒では長すぎて、シャッターが開いているうちにかなり画像が動いている。

その分、ぼんやりして切れが失われてる。

短ければもっとダイナミックに写っただろう。

通常は10秒のところ、思い切って5秒にしたんだけれど、オーロラの動きはもっと速かった。

この辺の判断が難しい。甘いねえ。

2度目のイエローナイフ(3) [オーロラ]

前回までに載せた写真は、赤い星雲を撮すために改造したカメラによるもの。

通常のデジカメがローパスフィルターによって赤色を抑えているのに比べ、赤外線に近い赤がよく写るはずだ(比べていないから自信を持って言えないが・・・)。

2年前の写真より赤がよく出ていると思う。だけど、同じ条件じゃないからなんとも言えない。

次に載せる写真は、2年前と同じカメラで撮ったもの。

レンズはさらに広角だから幅びろいエリアが写っている。

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まずは上の3枚だが、このカメラでも緑の上に赤いオーロラがちゃんと写っている。

赤い餡のどら焼きみたい。

しかし、少しドテッとしていて切れがないな。

改造カメラだったらどう写っただろうか。


次の2枚はいわゆる魚眼レンズで撮ったもの。

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確かに広範囲で撮れたけど、緑のオーロラの濃淡がもっと出ればなお良かったのだが。


2度目のイエローナイフ(2) [オーロラ]

オーロラという発光現象は、はるばる太陽からやってくるプラズマ(太陽風)がもともとの主役だ。

太陽表面は6000℃の高温だが、それを取り囲む太陽の大気ともいうべきコロナは約200万℃という超高温だ。そう聞いてもわけが分からないが・・・。

そこで物質は通常の分子、原子ではなく、原子核や電子といった荷電粒子にバラバラになっている。

それがプラズマだ。

プラズマは原子核(陽子など)とか電子だが、オーロラ現象でいう主役は主に電子だ。

プラズマ粒子はその荷電故に地球の磁場に捕らえられ、太陽の反対側、つまり夜側に溜まるという。

それが何らかの理由(磁力線の絡みなどで?)により地球の両極の周辺に飛び込んでくる。

そのとき、大気と衝突し発光現象が起きる。

発光現象が起きるのは地上から80㎞~500㎞の高度だという。

100㎞内外から上が宇宙だというから、要するにそこは宇宙であり、雲もなく、飛行機も飛ばない世界だ。

高度が200~500㎞程度では赤いオーロラが発光する。

比較的エネルギーの低いプラズマが酸素原子に衝突し、一番手近な電子を励起させて発光を起こす。

一番典型的な緑のオーロラは100~200㎞ぐらいに起き、同じく酸素原子との衝突だがプラズマのエネルギーが大きい分、励起幅も大きく従って色も違う。

赤紫に見えるオーロラは80㎞~100㎞程度の低い位置まで侵入したエネルギーの大きいプラズマによって起こる。

衝突するのは低くなった高度では密度が大きい窒素分子だ。


緑色のオーロラは肉眼でもよく見えるが、緑がかっているが白っぽく見える。

明らかにオーロラと分かるものもあるが、雲と見まがうときもある。

現地にいるガイドは問われると、デジカメに撮して確認してくれという。

デジカメで写してモニターで見るとオーロラは鮮やかな緑色に写るし、雲はくすんだ白か、地上からの光を帯びて赤っぽい色に見える。

赤や、赤紫のオーロラは肉眼では暗く確認しづらい。

ただ、これもシャッター時間の長いデジカメで写せば、ちゃんと写っている。


今回のテーマはタイムラスプで動画風に撮ること。

写真集で芸術的なオーロラはたくさん見るが、動画はテレビで見るだけなので・・・

自分のつたない動画でも、静止画で見るのと全く違う。

芸術的、美学的なことを言っているのではなく、オーロラの実体を別角度で見る気がする。

もう一つのテーマは赤いオーロラを撮ること。

そのために、赤い星雲を撮るために改造したカメラを持って行った。

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この改造カメラは、いわゆるローパスフィルタをはずしてあるので、全般的に赤っぽく写る。

それはおおむねホワイトバランス設定で相殺されているはずなんだが、いささか不安が残る。

だが、2番目と5番目の写真の赤い光は間違いなかろう。

緑の光の上にうねりながら上に伸びている。

緑の帯の下端もピンクになっている部分がある。

これが窒素分子による発色なのかなあ。


2度目のイエローナイフ(1) [オーロラ]

先月、カナダのイエローナイフに行った。

おととし9月に行ったのに続いて2回目だ。

まあ、半年前ぐらいから予約していたんだから予想もしていなかったんだが、例の「コロナ事態」で不安だったよ。

行っていいんだろうかとさえ思った。

めちゃくちゃ寒そうだし、やめようかとも考えたが、結局、中止する決定的なものは何もないからそのまま予定通り行ってきた。

9月のイエローナイフは、雪も降ったりしたけど、最低気温は-5℃くらいで、特に防寒服も着ずにオーロラ見物・撮影できた。

3夜のうち1回だけかな、ほぼまるまる見物・撮影できた。

今回は寒さのピークは過ぎているとはいえ、真冬だ。-20℃くらい・・。

しかし、寒さの方はレンタルの防寒服があり、大丈夫だった。

防寒服すごいな。

ただ、一番の難関は、手先の冷たさとカメラや三脚の操作だ。

レンタルの手袋はごついミトンだからカメラ操作はできない。

薄い手袋を持って行ってたからそれでなんとか・・・。

しかし、冷たさのせいかどうかよく分からないがカメラの操作がうまくいかない。

思いあまって手袋を脱いで触ると冷たいのなんの

三脚も寒さでパッキンが弾力を失うのか、ネジ部分がきちんと締まらなくなったりする。

そして、カメラバッテリーの消耗が早いこと。

交換用の余分はあるが、寒さと暗さで交換操作さえおっくうになる。

多分、次回は無いと思うが、もし万が一再挑戦となれば以上のようなことの対策と予行演習が必要だ。

それと自分のような人間の場合、周りに人があまり居なくて灯りが自由に使える場所がいいな。

なにしろ、イエローナイフはオーロラ観光地だから周りに迷惑をかけたらいけないので。

まあ・・・はっきり言ってかけたみたいだけど・・・。

今回のイエローナイフは、5夜とってあったが、2夜目が良かった。

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気温が-20℃にまで下がらず、作業が楽だったこと、オーロラの活動予報が「中程度」となっていてやや活発だったこと、よく晴れていたことが重なったからだ。

あと2夜は運を使い果たしたのか、集中力が途切れ、最後の夜は見物自身をキャンセルした。

終わってみれば、やや心残りな気もするが、そのときは、老眼で乱視の男が暗い中で灯りを付けるのも遠慮しながら、冷たくて手先が思うに任せず、老化した頭は回転をやめ、もたもたしてるとカメラはバッテリー切れ。

つくずく、プロやマニアの足下にも及ばないと実感して打ちのめされた。

それでも、最後になった4夜めに、もうカメラを仕舞ってしまったあと、呼ばれてテントの外に出ると、もう手の届きそうな近さまでオーロラが下りてきているのが見えた。

それが肉眼でリアルタイムに動いているのが見える。

まるで妖精が輪になって踊っているよう・・・。

あとで載せるが、タイムラスプスでコマ撮りし動画風にすると、当然だが動いているのがよく分かる。

まるでそのような映像を肉眼で見るようだった。

これだったら、明るいからカメラのビデオで撮れたかもしれん?

できんか・・・。

撮っておきたかったな。ポンコツ頭では感激したなという記憶はあっても、具体的にはどんなだったかという再現はてんでできんもん。

まっ、一番良かった場面をカメラには納められなかったが、見られたとして納得しよう。

ポンコツ頭にいつまで残るかしれないが・・・。

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オーロラのスライドショー [オーロラ]

肌寒いが、春爛漫というところだな。

桜満開で、入学・入社シーズンで。

盛り上げという点では、いいときに改元名を発表したもんだな。

令和

初めてこの熟語を打ち込む。

もちろん、熟語変換はない。

普段、元号を使わず、やむを得ないときにはいちいち確認しなければならない自分だが、ミーハーなのでこういうときには、つい乗せられてしまう。

この「令和」、自分的には「令」がつい「冷」に重なり、なんだか冷たく感じてしまう。

他の人、特に「知識人」はそうでないかもしれない。

出典は万葉集からということで、はじめて中国から離れたことが強調されたが、早速、中国サイドから後漢の詩に似たようなものがあると例を挙げてきた。

万葉集より3百年ぐらい古い。

まあ、万葉集の時代の日本は、まだカタカナひらがなもできておらず、当時の知識人は漢文を勉強するほかなかっただろうから、パクリとまではいかなくても、“剽窃”に近いといわれても強く否定はできないんだろうな。

もっとも、古代の歌とか詩は、過去の有名なものを織り交ぜることは普通で、パクリとか剽窃ではなく、むしろ博識の証明だったんじゃなかろうか。



話はコロッと変わるが、

イエローナイフのオーロラをスライドショーにしたので、載せる。




画面には時間や、星の名前などの解説は書き込まなかったが、時系列にはなっている。

星が滲んでいるのは薄曇りの雲を通しているから。

あらためてみると、星が大きすぎるように見えるが、焦点が合っていないためではなく、露出が長いため、星周辺が過飽和になったため・・・であると思いたい。

選別するのではなく、ほぼすべて載せたのだが、それはそれで感動がよみがえるものだ。

自画自賛・・・・!

星の中で、特に目立って写っているのは、北斗七星、ベガ。

それよりも目立っているのは、意外にも“すばる”だ。

いい場面で、必ずといって、ちょこんと鎮座している。

それと、赤いオーロラが少ないなと思っていたんだが、スライドショーにして見るとけっこーはっきり写っていて、あらためて感動した。


イエローナイフのオーロラ その2 [オーロラ]

昨日に引き続きのオーロラちゃんの実体

太陽から飛んできたプラズマ(主に電子)は電気を帯びているが故に、地球の磁場に捕らえられ、中低緯度の地上には到達しないが、高緯度上空には到達し、そこで大気分子(主に酸素)と衝突し、発光させるのだ(らしい)。

まっ、どうでもいいか。

要するに弱い光ではあるけれど、発光現象なので、虹などの太陽光の分光現象ではないのだ。

オーロラは上空(100㎞ぐらい?)に到達した飛来物の軌跡を表しているわけだ。

たき火の火の粉が飛んできたみたい? 違うか・・・。

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観測拠点になっている「オーロラビレッジ」には「ティーピー」と呼ばれる先住民のテントがたくさんあり、中には薪ストーブがあって暖をとったり、休憩したりするようになっている。

写真にあるオレンジ色の光はこのテントのものだ。

テントをオーロラと一緒に撮ると、ホントはオレンジ色なんだが、露出過多となって白く写ってしまう。

このテントは人工のものであり、観光用のものなんだが、それでもオーロラと一緒に撮るとなんとなく風情がある。

「オーロラビレッジ」には沼みたいな湖があり、それに映る姿も美しかった。

ほんとは、湖面にオーロラが映っているのを撮れれば良かったんだけれど・・・。


2日目に味をしめて、最終日の3日目にも期待したのだが、あいにく雲が出て、オーロラは雲を通してみるのみだった。

まっ、よかったというべきだろう。


イエローナイフのオーロラ [オーロラ]

この前の9月、カナダのイエローナイフというところにオーロラを見に行った。

日食、南半球の星空に続いて「オーロラ」は動ける間に見ておきたいと思っていたものだ。

もう、明らかに体力に自信がなくなって、目標にしていた白山もほぼ断念せざるを得ない状況になっているので・・・・。

スタミナなどの体力もさることながら、バランス感覚の衰えが著しい。

三浦雄一郎なんて化け物だな


それはそうとして、イエローナイフというところはオーロラの発生ベルトの真下に位置しているといわれ、三日間おれば出現率95%を売りにしている、いわばオーロラ観光の町なのだ。

日本人ガイドがいて、「オーロラビレッジ」という観測拠点とホテルの間をバスで送り迎えしてくれる、まっ、至れり尽くせりというわけだ。

至れり尽くせりで“はいどうぞ ”とうのにはいささか抵抗もあるのだが、見たかったオーロラが95%の確率で見れるのならありがたいといわざるを得ない。

それにオーロラはあくまで自然現象だから、いかに至れり尽くせりでもいつでも人間の都合に合わせてくれるわけではない。

オーロラ観光といえば“寒い!”というイメージだ。

もちろん、本格的には夜が長い冬場なんだろうが、それはそれ、そこは一応、北極圏だからマイナス30°ぐらいになるらしい。

いやそれにはちょっと覚悟が足らない。

しかし、今回は9月にも見れるということで行ったんだ。

これだと一応小雪が舞うのは見たけどマイナス5°ぐらいかな。

オーロラは寒いから出るということではないから。

行った初日はおおむね曇ってたが、、風が吹いてて、その風で雲が移動したときに、あのカーテンのようなオーロラが現れた。

あたりにはあのテレビ通販でおなじみの感嘆するおばちゃんの声が・・・・!

もちろん、おじさんや若い姉ちゃん、兄ちゃんもいたけど、印象に残ったのはおばちゃんの声だ。

まっ、その日はそれで終わってホテルに帰ったが、次の日が思いがけず晴天で、星空にオーロラが現れ、感動1、感動!、・・・・・!!!


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ちなみに、オーロラは肉眼では白っぽく見えるのに写真に撮ると緑に写る。

やはり、緑が本当なんだろう。赤っぽいものもある。

今回は赤っぽいものはわずかだったが・・・・。

オーロラは太陽風に含まれるプラズマ(主に電子)が空気の酸素(や窒素)に衝突し、発光するものだ。

緑も赤も・・・・・

宇宙を感じる。

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