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2014.07.07 より
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深入山 2017秋 その2 [ハイキング]

昨日も一日中、小雨が降り続いた。

こんなこと珍しいんじゃなかろうか?

肌寒いし・・・。

さすがに今朝になって降り止んだが、予報では夜に晴れ間があるものの、すぐに雨模様になるという。


どうなってるんだろうね。

そろそろ庭の草取りもせにゃならんのに・・タイムリミットだ。



さて深入山の続きだ。


リンドウ

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これも結構あちこちにあったね。

青紫はいいね。 得した気分になる。


アキノキリンソウ

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小花がぎっしり固まって付いていて、花盛りな感じだ。


アキチョウジ

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茂みにあると紛れて目立たない感じだが、アップにするときれいだ。


ウメバチソウ

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吾妻山なんかでは環境がいいのか、きれいに咲いているが、ここでは笹の陰で細々という感じだ。

白い花を撮るのはやっぱり難しい。


そしてマツムシソウ

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東側の登山道沿いに結構たくさん咲いていた。

盛りが過ぎ、散りかけの様子だが、それでもまだきれいだ。


その日は、たまたまウォーキング大会が催されていて、(もちろん参加はしていないが、)恐羅漢への往復とか結構長丁場のコースが設定されていた。

ちょうど下りる時間帯が参加者のゴール時間帯に重なっていたので、ボランティアの人に「お疲れ様!」と言ってもらったりした。

『血圧測定』と表示が出ているテントで年配の男性が介抱されていた。

ぐったりしていたから脱水症状というやつかもしれん。

あんな長丁場に参加するんだから体力に自信があったんだろうけど、頑張りすぎたんだろうな。


早く救急車を呼べばいいんだが、場所が場所だからなかなか来ない。

その救急車は、車での帰途にすれ違った。

ああいう場合、医者もいないだろうから、介抱する人は気を遣うだろうな。

心臓麻痺ではなさそうだからAEDの出番はないかしれんが・・・。


管理棟の売店で「刺身こんにゃく」と「なめこ」の水煮みたいなのを買った。

どちらも地元のものと思い込んで表示も見なかったんだが、どうだったんだろう?

「刺身こんにゃく」はおいしかった。

「なめこ」はそのまま食べたら、味がなくてとても食べられなかったが、鍋やら味噌汁に入れたらおいしかった。

深入山 2017秋 [ハイキング]

この2~3日は雨模様で、昨日は一日中小雨、今日も朝から雨がしとしと降り続いている。

気温も低くて肌寒い。

でも、「もう冬が来た」とか「秋がなかった」と騒ぐ人がいるが、それほどでもない。


もう一週間経ってしまったが、この前の日曜(8日)に深入山に行った。

快晴ではなかったが、まあ雨の心配は無いいい天気だった。

季候もちょうどよかった。

紅葉狩りには早すぎるけどね。


深入山は、日頃運動してなくて、思いつきで登るにはちょうどいい山だ。


ゆっくりでも1時間で登れる。

今回は正面から登って、西側から下りた。


正面から下りると、急坂でかえって大変だからな。


低学年か幼稚園ぐらいの女の子が母親と一緒に登山口にいた。

高齢の(といっても同年配なんだが)グループの女性が、「うちの孫は3歳の時に登った。」と話しかけていた。


はじめて載せるが、ホクチアザミ

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こういう花はなぜか好きだ。

花の盛りは過ぎていて、葉の形とかは面影もないが、撮りたくなる。


センブリ

紫っぽいものもある。

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花びらの先がピリッとしていて清々しい。



キキョウ

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登山道だから踏まれたのか、花びらが破れていたものもあるが、めしべの形がいいので撮る。


ママコナ

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季節的にもう数は少ないが、この赤がいい。

たくさんあるところではそれほどの感慨はないが、ここでは紅一点の風情で・・・。


ヤマラッキョウ

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この花はちょうどいい季節なのか数が多かった。

この形も好きだ。

最初に見たときは感動したものだ。


いきなりの三段峡 [ハイキング]

テレビの朝のニュースで「見頃!」と聞かされ、絶好の日和であったのも相まって衝動的に出かけた。

実際は少し早かったか?

あまり紅葉の見栄えはよくなかった。

去年もそうだったから、夏の天候がよくない(曇りがち)ことも影響しているかもしれない。

どう影響しているかは言えないが。

時期としては真っ最中のはずなんだが、もしかしたら10月の暖かさで遅れているのかもしれない。

ということで、紅葉しているところを探すようであったわけだが、天気はよかったので気持ちはよかった。

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三段滝

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人出はそれほどでもなかったが、やはり外人さんもちらほら。

観光地と言っても、こんなローカルなところに!といつも思う。

渓流沿いにはシラヤマギク 歯抜けの花びら

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ツツジもあったが・・・ツツジの季節っていつまで。
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蒜山 スノーフレーク [ハイキング]

今日は朝から雨だ。

しとしとと降り続いている。

ウォーキングの日だったんだけど、中止だ。

このところというか、今年は雨が降らないまでも曇の日が多くて、一日中晴天といった日が少ない。

統計でも出ているかどうか、原因は何なのか知らないが、星空を撮そうと思って・・・良い日は? と毎日天気予報を見ていての実感だ。

もうすぐ11月だ。それなりに寒くなってはいるが、これも実感とはほど遠い。

というかこれについては進むのが早すぎる。


ネタがないので、4月に蒜山に行ったとき撮した花で、載せていないものを載せる。

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麓の道路脇に咲いていた。

よくどこかの家の庭の隅に咲いていそうで、名前は知らない花。

スノーフレーク、別名スズランズイセンと言うそうだ。

スノーフレークというから「雪片(雪のかけら)」といった意味になる。

花びらの先端に緑の斑点があるのが特徴。

花言葉は「純潔」「汚れなき心」

まっ、見かけからそのままだな。
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ヨウシュヤマゴボウ( 洋種山牛蒡)、ヒメジソ [ハイキング]

ヨウシュヤマゴボウは最近家の近辺でもよく見かける。

花は一昨年にブログに載せている。

実のほうはまだ載せていなかった。

ウォーキングの帰り、海軍墓地の防護壁に何本か成っていて、瑞々しく見えた。

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ちょうどどこかの保育園児が先生に連れられてドングリを拾いに来ていた。

通り過ぎようと思ったが、実がきれいだったので、一応写真に撮っていたら、チビどもが集まってきて「写真見せて」とか言ってきた。

てんでにビニール袋にドングリを集めていて、それを見てもらいたそうにしている。

落ち立てで虫にも食われていない、きれいなドングリだったので、褒めてやると、次々と並ぶようにしてやってくる。

このヤマゴボウも手で掴んで、汁で手のひらを赤くして喜んだり(先生注意)、黒と黄の立派な毛虫を見つけて報告したり(毛虫をつつくので先生注意)、面白かった。

おじいさんと呼ばずに、おじさんと呼んでくれるのもかわいい。


ヒメジソも調べると、以前ブログに載せていることが分かったが、せっかく準備したので載せる。

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顕微鏡写真も新しいものを思い切ったので載せる。

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やはり高いものはいい。

安物買いの銭失い!

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ハナカタバミ [ハイキング]

ブログもウォーキングも山歩きも何もかもサボってボーッとしていたが、ようやく再開したウォーキングコースの道端。

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イモカタバミ由来の園芸種が逸出して雑草化したもの。

ムラサキカタバミやイモカタバミと比べ、花はかなり違うように見えるが、大きな葉っぱはちゃんと三つ葉になっている。

その後、この場所以外でも道端や空き地でよく見かけるようになった。


再開したウォーキング、もっと疲れると思っていたが、意外と歩ける。

これならもっと続けて、来年の春にはまた低山だけでも行って見たいな。
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三瓶山室内池(むろのうちいけ) ヤブデマリの実 [ハイキング]

三瓶山は火山で、その活動が収束した後、その中心部分が陥没した。

その中心部分に水が溜まった池が室内池だ。

周辺は山で囲まれていて、そこを越えて入る。

時間のやりくり上、三瓶に着いた足でリフトに乗り、女三瓶と孫三瓶の間の鞍部に上がり、そこから室内に降りた。

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室内には流れ込む川もないが、池の水が出ていくような川もない。


室内を囲む山は、阿蘇山の例でいえば外輪山となるのかなと思っていたが、そうではないらしい。

男三瓶や女三瓶、子三瓶、孫三瓶、日影山はいわゆる溶岩ドーム、大平山は火山噴出物でできている山だそうだ。


室内は、いい季節に行けばいろいろの花に出くわすかもしれないが、このたびはあまり収穫はなかった。

カワラナデシコ、アキノタムラソウ、ママコナぐらいかな。数も少なく、見事なものには行き当たらなかった。


そこで代わりに「ヤブデマリ」?の実。

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おそらくヤブデマリ。

花は去年、臥竜山で見た。葉がそっくり。

鮮やかな赤い実が沢山あった。
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三瓶山の花その4 フシグロセンノウ(節黒仙翁) [ハイキング]

名前の由来からいうと、フシグロは節黒で茎の節が膨らんで黒ずんでいるから。

そのままだ。

センノウというのは、中国原産の薬草にセンノウ(仙翁)があり、それに似ていることから付けられた名前のようだ。

ナデシコ科センノウ属の多年草


初めて見たのは県北の山の薄暗いところで、場違いのようにポツンと咲いていた。

今回の写真は、宿舎から孫三瓶へ登る途中で、けっこうまとまって、きれいに咲いていたので、再び取り上げた。

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この時期の山の中で朱色(オレンジ色)にぱっちり咲く花は珍しく、感動的。

まあ、この時は暑いし、年齢やトレーニング不足もあって、自信がないので、まず子三瓶に登って、それから孫三瓶にと・・・・。

余裕のあるプログラムのはずが、予想以上の暑さ、体力不足に加え、アブとブヨの襲来。

Tシャツに薄い長袖シャツの服装で始めたのだが、暑さ、無風に耐えられず、上着を脱いだところ、アブの編隊につきまとわれる始末に。

ブヨの集団もアタックするも、これは虫除け剤の効果で、鼻や目に入ってくるうざさはあるものの、あまり刺されなかったが、アブは違う。

Tシャツの上から刺してくる。

アブが留まったと思えば手や杖、タオルで払うが際限がない。

牛のしっぽが欲しくなる。

特に写真を撮るために止まって集中するときがもっとも危険だ。

ついに手首から血が流れているのを発見。知らないうちに深く刺されていたのだ。

翌日から腫れはじめ、手を握ると団子のようになってしまった。

これで情けないことに意気消沈し、子三瓶は諦め孫三瓶だけにの登って退散した次第。


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三瓶山の花その3 ネムノキ(合歓の木) [ハイキング]

ネムノキは大きな木で、花はその高い部分にある。

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上の写真は三瓶山を周回する道路沿いにあったものだ。

下は池の畔にある庭園のもので、木は剪定されて整っているが、花は少し盛りを過ぎている。

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花を見た感じでは想像が及ばないが、これ豆科なんだそうである。

豆科というとエンドウ豆を思い浮かべるが、その花は例のごとくチョウチョのような感じである。

ところがこれは同じ豆科でもネムノキ属。

花びらは目立たず、真上に突出した線状の飾りのようなのは雄しべなんだそうだ。

確認してはいないが実は鞘に入っていて、やはり豆科の面目を保っているようだ。

ネムノキという名前は、夜になると葉が閉じて、眠っているように見えることかららしい。

古代からそのように捉えられ、合歓(ねぶ)(眠り)の花と呼ばれ、万葉集にも歌われている。

学校で習った「芭蕉」の俳句に

「象潟(きさかた)や
  雨に西施(せいし)が
  ねぶの花」

がある。

当時の象潟は松島と並ぶ景勝地、西施は傾国の美女。

象潟や西施と並べられるほどの美しさということだ。

「合歓の花」はぱっと見、女性の髪飾り(かんざし)に見えるからじゃないかと思ったのだが、どうもそういう解釈はないらしい。

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三瓶山の花その2 スイレン [ハイキング]

昨日載せた「エゾミソハギ」咲いていた池、姫逃池(ひめのがいけ)にスイレンが浮かんでいた。

スイレンの季節は長いが、ちょうどまっただ中の季節だ。

スイレンはこのブログでも何回か載せていて、いずれもちょうどこんな感じの池だ。

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この透き通るような色合いが美しい。

ピンクは少数派だが、それだけにより引きつけられる。

死んで天国に行けたら、座るのは蓮の花ということになっている。

スイレンは小さいから座れそうにないが、死んでからのサイズは分からないから、もしかしたら座れるかもしれない。

まあでも、せっかくの待遇ではあるが、すぐ腰が痛くなって足を投げ出してしまうだろうな。

そしたら神様(仏様?)にどやされて、池に沈むのがオチだ。
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三瓶山の花その1 エゾミソハギ [ハイキング]

8月の初めに三瓶山に行った。

途中まで三江線沿いになる国道375号線を通って。

以前(2010.05)にも行っているが、そのときも碌な写真が撮れず、ブログに掲載した花の写真は「ヤマルリソウ」のみ。

この時は元気だったんだろう、女三瓶→男三瓶→子三瓶→孫三瓶と一周した記憶がある。

ただ、例によって具体的なことは憶えていない。

登山道が荒れている部分があったことぐらい?

室ノ内(旧火口)には降りていない。


ということで、以前の元気も体力もないので一周は無理だろうが室ノ内は見ておきたいと言うことで出かけたのだ。


話は前後するが、まず載せる花はブログ初のものということで「エゾミソハギ」。

まあガイドブックにも載せていない、大して珍しい花ではないが、本ブログ初登場だ。

宿泊したのは三瓶温泉で、その反対側が青年の家などがある男三瓶の登り口であるが、そのあたりに姫逃池(ひめのがいけ)という『伝説』の池がある。

「エゾミソハギ」はその畔に咲いていた。

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水辺に育つ草で、「ミソハギ」と類似しているが、葉が茎を抱くように付いていることが違いなんだそうだ。

ゴチャゴチャしているように見えるが、花一つ一つはきれいだ。

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大野城の花 その2 ウツボグサ、ママコナ [ハイキング]

朝からすごい雨音だ。

梅雨末期の豪雨となっているらしい。

九州、山口が中心だが、この辺も危ない。

この前、墓参りに行ったらその経路の道が一カ所崩れていた。

山からの尾根筋に当たるその道は軽自動車がやっと通れる道幅だが、その半分が崩れていた。


こういう日は、外で用事や仕事をしなければという小心者への強迫観念にさいなまれることはない。

いいことなのかは分からないが・・・。



大野城の続きだ。

大野城は花の城と言っていいほど、山野草の花が多い。

別に放っておいただけだろうが、それでも発掘跡だから雑木や笹など山野草には障害となるものを除去していることも関係しているかもしれない。


ウツボグサ

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これは太宰府口門跡付近で撮ったものだ。

シソ科だが、紫の色が美しい。

山歩きで過去見たものと違って、群生しているのが感動だ。


ママコナ

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ママコナは各所で見たが、写真は村上礎石群があったところだ。

山ではよく見る花ではあるが、ウツボグサ同様、群生しているのは壮観だ。

それに、白花も少数といえど確実に混じって目立っていた。

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白は初めてだ。

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大野城の花 その1 ムラサキニガナ(紫苦菜) [ハイキング]

未明から今朝にかけて相当雨が降った・・・ようだ。

梅雨明け間近というのはガセネタだったようだ。

今は小雨で、少し明るくなってきたから、雨が上がるのかもしれない。


大野城ではあちこちで発掘がなされ、礎石があらわになっている場所が点々とある。

自分には分からないが、掘っ立て柱の柱穴跡の発掘は埋め戻されているんだろうか。

いずれにしてもそのような場所は立木は除去され平面になっているが、今や鬱蒼とした草地になっている。

傍に掲示してある発掘時の写真と比べれば草の繁茂が分かる。

当然だし、特に頻繁には草刈りをする必要も無かろう。

周りに見物に来ている人間は一人も?いなかったから・・・。

???・・・いや、県民の森近くでは居たことは居たな!  何を撮るのか知らないが大きなカメラを提げた人も。


というわけで遺跡が目的だけれど、草花も撮っておいた。

ムラサキニガナ

ニガナという名前は付いているが、いわゆるあの黄色いニガナの花には似ていない。

同じキク科ではあるが、属が別にしてあるようだ。

・・・ようだというのは、この「属」というのは出典によって往々にして変わるのである。

誰が、何故、「・・・ニガナ」としたのかは不明のようだ(不明が多いな)

ちなみに我が山野草バイブル「広島の山野草」には載っていない。

広島県にはないというようなことはないと思うんだが、ありふれているようで自分も見たことはなかった。

だから、このブログには初登場となる。


大野城の北石垣のあたりに生えて咲いていた。

周辺は山で半日陰状態。

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希少品種というわけでもなかろうが、生育環境はえり好みがあるようだ。


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太宰府政庁跡と四王寺山 [ハイキング]

昨日、今日暑い!!

この暑さはもう梅雨明け間近と言うことか。

体調は絶好というわけではないが、何とか動かねば。



四王寺山とは大野城を構成する山塊を言うようである。

だから四王寺山には最高峰の大城山(410m)や大原山(350m)が含まれる.

取り立てて四王寺山というピークはない。

呉市で言えば野呂山という山はあるが、野呂山というピークはないようなものか?

四王寺というのは城の4つの守り神として毘沙門天、広目天、増長天、持国天をおいたことからのようで、そのうち毘沙門天は大城山にそのお堂があり、今でもお参りされているようだ。

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太宰府政庁跡とそこから見える四王寺山

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手前の南門は、当初は掘っ立て柱だったが、その後奈良時代に礎石作りになったと言うことで、現在残っている礎石は平安時代のものと言うことだ。

説明板にある南門の復元想像図

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しかし、大野城は実際に戦いに使われたわけではないから、太宰府防衛にどういう寄与するものか判然としない。

太宰府を守りたければ大野城内に作ればいいわけだし。

水城を超えて攻め込まれれば、太宰府は裸になるわけで、大野城内に逃げ込むぐらいしかないが・・・。
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大野城 累々と残る礎石 [ハイキング]

庭の松の剪定は終えたことにし、きのうは少し草取り。

しゃがんでいると背骨の軟骨を圧迫するのかすぐ腰が痛くなる。

腰痛は神経を通じて頭にも歯茎にも影響する。

草はほとんど手つかずだが、今日は休養だ。情けない!


大野城には多くの城門や建物の礎石が残っている。

礎石とはその上に建物の柱を置くわけだが、もともと大野城では掘っ立て柱だったらしい。

穴を掘って、柱を立てるのだ。

日本では古来より使ってきた手法だし、大急ぎで作ったものだからそうだったんだろう。

ところがその後、改築されて礎石が使われたとのことだ。

掘っ立て柱のあとも発掘調査でたくさん確認されているようだが、もちろん通りすがりのような自分には分かるはずもない。

跡地というのはほとんど草むらで、つわものどもが夢のあとである。

それでも礎石たちは発掘されて、その後草むらとなっても所々顔を出している。


二つの城門については先に載せたが、礎石をアップしてなかったので載せる。


正門たる太宰府口の城門礎石

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水城口城門礎石

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八ツ並建物群礎石

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八ツ並地区は大野城中央部西方にあり、建物は14棟あってすべて高床式倉庫


主城原礎石群

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主城原は大野城中心部やや北側にあり、広範に多くの礎石が見つかっている。

大部分は倉庫のようだが、役所とみられる掘っ立て柱の跡も発掘されているとのことだ。


村上建物礎石群

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ここにあった説明板にある想像図を載せる。

DSC03486村上礎石建物跡説明板図.jpg



村上地区は大野城中央部の南東部にあり、主城原からの尾根筋にある。

ここから県民の森はすぐ近くだ。
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大野城城門跡 [ハイキング]

大野城はその周囲6~7㎞を土塁、石塁、石垣で囲っている。

その山塊全体を四王寺山という。

そのうち最高点は大城山の410mである。

土塁、石塁、石垣は古代のものが残っているだけで感動ものだが、当然、城内への出入りのために城門がある。

城門は当時の人の生き様が感じられる気がして、もっとも感動する。

城門は9カ所確認されているとのことで、5カ所には行って見ているのだが、いかんせんそのうち3カ所では、これかという確認までは自分にはできなかった。

ということで確認できた2カ所のうち、正門というべき太宰府口城門

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その場の説明板にある図と復元イラスト

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図から見れば門の左右は石積み、土塁で固められ、門は2階建ての立派な構造物だったらしい。


そして大野城から水城へと繋がる水城口城門

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水城は博多湾から上陸してきた敵軍が太宰府政庁に攻め入るのを防ぐ直接の拠点だ。

本丸の大野城との連絡通路として重要な門だったのだろう。

ここにある説明板にも大野城の全体図が付いていた。

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何カ所かの説明板に大野城の全体図が添えてあるんだが、それがどれも書き方が同じではなく、並行してみると面白い。


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大野城の土塁と石垣 その2 [ハイキング]

大野城が朝鮮式山城といわれるのは、これが亡命百済人(将軍?)の指揮のもと築かれたとされているからである。

去年行って見た対馬の金田城もそうだ。

そのほかにもいくつかあるが、現存しているものとしては高松市の屋嶋城がある。

これらの城は『日本書紀』に記載がある。

これを城と見なすのかという点については、日本の城の概念と少し違うのではないかとも思うが、それはまあ呼び方の問題なので本質的な問題では無かろう。

もう一つ、何故日本式ではないのか?ということ。

城の築き方も知らなかったとすれば、それまでよく高句麗や新羅と戦ってきたものだな。

よく白村江に大軍を送り込んだものだな・・・と。

攻める一方だったから、こういう防衛型の城は必要なかったということか?

それはともかく、敗戦後2~3年でよくこんな険しいところに土塁や石垣を築いたな。

土塁ったって、土をただ盛り上げたものではない。

粘土質と砂質の土を交互に積み上げて突き固める『版築工法』というものだ(そうだ)。



さて石垣

大野城の土塁南側に位置する「大石垣」

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図の現在地とはその説明板の位置で、石垣の上の方。


大野城の北の方に位置する、現存石垣最大の「百間石垣」

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百間石垣にそって道路と川(四王寺川)が流れているが、その部分に城門跡があるということだったが、よく分からなかった。

案内人がいないとなかなかみるべきものをみることができない。

百間石垣の東の高い尾根に位置する「北石垣」

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そこからさらに東に下りたところに、谷があり川があるが、そこに「小石垣」がある。

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これらの石垣はほとんど近年の水害で被害を受けているようだ。

石垣は川の流れに対しダムのように築かれていることが多いから、集中豪雨には弱い。

よく今までこれだけもってきたものだと思う。

ちなみにこの石垣たちは城の南北の土塁が二重になっている部分にあるが、

そのうち大石垣は外側の土塁、あとの三つは内側の土塁に位置している。
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大野城の土塁と石垣 [ハイキング]

今、少し暗くなって、また雨が強くなり始めた。

パソコンが突然リセットされた。瞬間的停電か?

昨日の未明には呉市より避難勧告が出た。

この辺では避難場所は「つばき会館」とのことだが、 遠いので行く気は起きない。

そのうち雨足が弱まったので、そのままにしたが・・・。

この雨の強さで、またも拡声器で何か言ってる。今年は少しやばいかも。



福岡県の大野城跡に行ってきた。

ここは白村江の敗戦後に防衛のために築かれた山城だ。

中世のお城とは全く違うのは当たり前だが、朝鮮式というがその頃日本式があったのかどうか良く分からない。

砦というには規模が大きく、軍の基地のような感じ。

大野城は太宰府のすぐ北にある山塊に築かれており、中心部には倉庫や役所、それを取り囲む尾根には土塁が築かれている。

土塁の長さは6.5キロあるといい、標高が一番高い部分(大城山)では400mを超え、低い部分でも300mぐらいある。

川が流れ出す部分など尾根の切れ目には石垣が築かれている。

土塁の囲いの内側には、現在「県民の森」の施設や水田、小さな部落があるが、「県民の森」付近で標高が280mくらい、北側の低い部分220mぐらいのようだ。

*(注意)標高は自分が歩いた範囲内での手持ちの計器でみたもので、あくまで自分の実感であり、資料に基づいたものではない。

小石垣にある説明板にある「大野城全体図」が素人目でわかりやすいので載せる。

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大野城と太宰府政庁、水城との位置関係がよく分かる。

太宰府の防衛用にはもう一つ「基肄城」があるが、これはこの図の外である。

土塁を載せる。

大野城の南部にある増長天付近と太宰府口付近。

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基本的に土塁は大野城の周囲にあり、その上が道になっているものが多い。

しかし、よく残っているものだと思う。

過去に修復されている可能性もあるが、やはりよほど強く突き固められているのだろう。
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ムラサキツユクサ(紫露草) [ハイキング]

「呼(ママ)んで字のごとし」と言えるような山野草は自分の中ではツユクサである。

子供時代、初夏の朝早く学校に出かける小道では靴が露に濡れてしまう。

その露のイメージと重なるのがツユクサ(の花)だ。

そのぐらい身近であったし、今もこの季節になると変わらず咲いている。

という書き出しだが、そのツユクサと表題のムラサキツユクサとは印象がかなり違う。

大枠ではツユクサ科で同じなのだが、ツユクサはツユクサ属、ムラサキツユクサはムラサキツユクサ属なのだ。

以前載せたことがあるノハカタカラクサ(トキワツユクサ)と同じ属だ。

ノハカタカラクサはこのウォーキングコースでも少なくとも2カ所で群生が見られる。

いわゆる完全な山野草だ。

それに比し、ムラサキツユクサは今の段階では園芸品の逸出といったところだろう。

下の写真はウォーキングコース脇の溝に生えていた。

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DSC03228ムラサキツユクサ2.JPG


DSC03231ムラサキツユクサ3.JPG


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美しくて品がある。

そのほかにも石垣に生えているものも見られた。

ムラサキツユクサと聞くと理科(生物)の授業の感覚がちょっぴりよみがえる。

何でだろうと調べると『葉の気孔が大きく、よく気孔観察に使われる』とある。

これだったのかな? あとは全く思い出せないけど。

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ユリズイセン(百合水仙)-アルストロメリア [ハイキング]

今日は朝からくもりだったが、夜には雨になる予報だ。

ところが今、日が差してきた。

昨夜もくもりの予報のところ、くっきりした星空だった。

雨が降るという予報だったので、さすがに機材を持ち出す気にもなれず、撮影はしなかったが・・・。

ほんとにやる気があれば、すぐ機材を片付けることになっても決行するんだろうけど、そこまでのやる気が失せている。ヤレヤレ・・・。



ユリズイセン

ウォーキングコースの途中の草むらに生えて、咲いていた。

れっきとした園芸品種だし、雑草とか自生ではなく、誰かが育てているものかもしれない。

そうであるにしても、草むらの中であまりにきれいなので撮った。

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雑草とは言えなくても、このコースの道端にはキショウブなど園芸品種でもある見栄えのする花も咲いている。

ユリズイセンは一応、ヒガンバナ科またはユリ科に分類されているらしい。

ヒガンバナやユリの仲間には山野草であっても園芸品種並みの存在感がある花が多い。

この花は外来種でもあるし、まだ山野草とは言えないだろうが、最近どこでも見かける「オオキンケイギク」や「タイワンユリ」のように生命力や繁殖力が強ければ山野草の仲間入りするかもしれない。
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ミチバタナデシコ [ハイキング]

今日はくもりの予報だったが、午前中、かなり勢いよく雨が降った。

さすが梅雨だな・・・。



ミチバタナデシコ

少し前にウォーキング途中に咲いていた。

実は去年も撮っていたのだが、名前がわからなかっただけではなく、今まで載せた花の枯れかけた姿と思ってそのままにしていた。

今回、またけなげにも咲いているのを見つけたので載せる。

DSC03178ミチバタナデシコ1.jpg


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DSC03173ミチバタナデシコ3.jpg


DSC03174ミチバタナデシコ4.jpg



舗装の隙間を選ぶように生えて咲いている。

植物というのは、イヤ生物というのはその適地というのがあるというは優しいが、どうしてと考えれば不思議なものだ。

名前も「ミチバタ(道端)・・・」となっていて、ネットに載っていた写真でもちょうど同じような場所に生えている。

これを抜いて持ち帰り、軟らかい土に植えたら、さらに水を得た魚のように繁殖するだろうか、はたまたかえって居心地悪く縮こまってしまうだろうか。
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蒜山の景観 [ハイキング]

今日は一日いい天気だった。

午後は少し暑いくらいになった。

今日は家の片付けだ。息子が孫を連れて帰るというので、こういうときぐらいは掃除しないと・・・。

ほんとはいつもきれいにしないといけないが・・・。

庭の花はツツジが早くも終わり、ダッチアイリスが咲いている。

ツツジの剪定もせねばならないが、今日はそれどころじゃない。


写真は蒜山の続き

蒜山は若いとき、まだ子供が小さかったとき来て以来だった。

いつものように過去のことはすっかり忘れているが、広々とした高原、放牧の牛の印象だった。

そのときと何がどう変わったのか(変わらないのか)知らないが、今度は牛というよりも、遊園地などがある一方、別荘などが目立ち、リゾートというか保養地という印象が強く残った。

ただ単に自分の思い込みに過ぎないのかもしれないが。


登山前日に中蒜山の登山口に近い位置から撮った写真

DSC02806麓から中蒜山.JPG



正面が中蒜山、左が上蒜山、下蒜山は右で映っていない。

宿泊した休暇村からは上蒜山の方に近いので、上蒜山の方がでかく見えていたが・・・。


大山の近くだが、中蒜山からは大山が見えない。

上蒜山山頂付近も木立の隙間から見えるぐらい。

見えるのは上蒜山登山口に向かって尾根伝いにある程度下りた地点だ。

DSC02887大山.JPG



この方向から見る大山は出雲富士とか伯耆富士といわれる姿の片鱗もない。

アルプスのような荒々しい姿である。


そのあたりから麓を見たときの蒜山高原。

DSC02895休暇村など.JPG



宿泊した休暇村も見える。
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鷹の巣山・カンノ木山 ニシキゴロモ(錦衣)、オキナグサ(翁草) [ハイキング]

今月26日に鷹の巣山・カンノ木山へ行った。

福富町にある県央の森公園に車を駐めて、それより少し下にある登山口から登った。

といっても順調にいったわけではない。

ガイドブックに従えば、カンノ木山と鷹の巣山の中間の鞍部に出る予定だったのだが、登山口を間違えて鷹の巣山に最初に登ってしまった。

そこから例の鞍部を通り過ぎてカンノ木山に行き、鞍部に戻って登山口に下るというコースになってしまった。

登山口が隣同士だったのに、見つからず間違えてしまうとは・・・、我ながら情けない。


鷹の巣山は922m。

その頂上に複数の人のブログに登場するオキナグサがある。

囚われのオキナグサ

DSC02942オキナグサ2.JPG


DSC02941オキナグサ1.JPG


DSC02940オキナグサ3.JPG



なんだか江戸時代に護送される囚人を思い浮かべる。

こういう厳重な保護処置をした人がいるから、オキナグサは生きながらえ、花を咲かせられる。

そのおかげで我々みたいに、思いつきでふらっと訪れるような者どもでもオキナグサを拝むことができる。

だからオチョクルようなことを言ってはならないと思うのだが、この金網と中のオキナグサの白髪を思わせる白い毛とうなだれてるような花がそういう連想をさせてしまう。


カンノ木山は892m。

ここからダム湖とその湖畔にある「道の駅」がよく見える。

DSC02959道の駅.JPG



この「道の駅」、子供の遊び場などがあってけっこう人気なのだそうだ。

自分も草餅など甘いものを買うことがあるが、この日はいい天気だったので人が多かったのか、草餅は売り切れだった。ガッカリ。


ニシキゴロモ

以前、白花のニシキゴロモは載せたが青紫のものは初めて。

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蒜山 ショウジョウバカマ(猩々袴)、ヤマネコノメソウ(山猫の目草) [ハイキング]

今日は一日中いい天気らしい。

腰と相談しながら庭の草取りをし、家の片付けだぁ!


蒜山の続き。

昨日載せたトキワイカリソウに出会った位置から、尾根に出てカタクリが咲いているところまで、数は少ないもののショウジョウバカマがあった。

これから咲くもの、今、開いたばかりのものなど・・・。

DSC02845ショウジョウバマカ1.JPG


DSC02856ショウジョウバカマ2.JPG



県北の山でもけっこう見られる花ではあるが。


そしてヤマネコノメソウ。

DSC02898ヤマネコノメソウ1.JPG


DSC02897ヤマネコノメソウ2.JPG



上蒜山登山口に下りてきて、そこの草地にあった。

何かな?と思ったが、どうも花後で、黒いツブツブは種らしい。

ちょっと遅かったようだ。

ネコノメソウではボタンネコノメソウを以前、2回ほど載せたが、それ以外は初めてだ。

だから、花の盛りとは言えないが、今後のために載せておくことにした。
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蒜山 トキワイカリソウ(常磐碇草)、ヤマルリソウ(山瑠璃草) [ハイキング]

昨日から雨、夜中も雨が降り続けた様子。

今も小雨が残る。少し冷える。


蒜山の続き。

中蒜山登山口から尾根に出るまでの間にトキワイカリソウ、とヤマルリソウに出会った。

トキワイカリソウは久しぶりに見るが、この時は咲いて間もないという感じだった。

葉なんぞはできたてのほやほやという感じ。

DSC02822トキワイオカリソウ2.JPG


DSC02824トキワイカリソウ3.JPG


DSC02826トキワイカリソウ4.JPG



以前載せた時の写真では、去年までの葉がたくさん残っていて、これがこの草の特徴でもあるようだが、このたびは、花の周りに古い葉は見あたらず(周辺をよく見れば古い葉もあったようだが)、細い茎に花だけが付いているように見えた。

初めて見たときも感動したが、今度もうれしかった。


ヤマルリソウも同じようなところで見た。

以前は三瓶で見た。

花の基本形は庭の雑草であるキュウリ草と同じで、当然同じ仲間(ムラサキ科)のようである。

まっ、同じと言って大きさが違うが・・・キュウリ草と違ってぱっちりしている。

DSC02828ヤマルリソウ1.JPG


DSC02832ヤマルリソウ3.JPG



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蒜山 カタクリ(片栗) [ハイキング]

カタクリは蒜山の代表的な花のようだ。

宿のそこかしこに写真パネルが飾ってある。


カタクリの花は以前、安芸高田市の「カタクリの里」という群生地を見に行ったことがある。

それはこのブログにも載せたが、4月初旬であった。

群生といってもその地の人が大事に保護しているものであるが・・・。


蒜山のカタクリの花期は5月だそうである。

標高が高いし、雪も遅くまで残っているんだろうから花が1ヶ月くらい遅れるんだろう。

だから期待してはいなかったんだが、咲いていたんだ。

中蒜山の頂上までは見かけなかったが、上蒜山への尾根道にさしかかったところで、登山道脇に点々と咲いていた。


まだ蕾のものもあるが・・・

DSC02853カタクリ1.jpg



咲いているものもある。

DSC02857カタクリ2.jpg


DSC02860カタクリ3.jpg


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近くにキクザキイチゲも・・・。

DSC02875カタクリ・キクザキ.jpg



天気はよいものの、尾根道は吹きさらしなので、風が弱まるところを見はからって撮る。


この蒜山も定期的に笹を刈っているんだろう。

そうでないとカタクリなどは絶滅してしまう。(上記群生地で聞いた話)

花が咲くまで7~8年かかるそうだ。たとえ、定期的な笹刈りなどで見守られているとはいえ、このけっして快適とは言えない環境でガンバッテ咲いている。
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蒜山 キクザキイチゲ(菊咲一華) [ハイキング]

今月20日に蒜山に登った。

前日から「休暇村」に泊まって、朝から中蒜山、上蒜山と歩いたのだ。

翌日にはもう天気が崩れ雨になったが、当日は本当にいい天気で良かった。

8時半からゆっくり歩いて、下りたのは2時半頃。

これなら、下蒜山から上がって「三座縦走」でもよかったかな・・・とも思えたが、それは済んだ後の話で、とても三つのピークを上がったり下りたりはムリ!と思ったのだ。

蒜山は、イメージとしては高原で、山もなだらかという感覚だったが、登ってみると思いのほか、急勾配だった。

ハアハアと息が切れるが、そこは一人だからなんの気兼ねもいらないからオーバーペースになることもない。(そのかわり超のろいけどね)

蒜山高原は観光地で遊園地やらなんやらかんやらがあり、だから登山道だってそれはそれはきちんと整備されている。

まだ4月だから花はまだ早いだろうなと思っていたが、なんのなんのいろいろお目にかかれた。


キクザキイチゲはまだこのブログに載せていないから、最初に載せる。

DSC02865キクザキイチゲ1.JPG


DSC02871キクザキイチゲ2.JPG



いやあなんてきれいな花だ。

美しいというよりきれいという感じ(どう違うんだ?)。

初め、イチリンソウと間違えていた。

山で出会った人に「イチリンソウを見た」と言ってしまって、カメラのログを見たいと言うので見せたら、何か納得できない顔をしていた。

違っていたから当然だ。またやってしまった。

でも、個人的にはキクザキイチゲであってラッキー!


青いのもあったんだ。

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DSC02882キクザキイチゲ4.JPG


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2016 江田島 ゲンカイツツジとオオシマザクラ [ハイキング]

9日に江田島の古鷹山に登った。

いつもは術科学校の上の方の奥小路登山口から登るのだが、今度は小用港の駐車場に車をおいてポクポクと林道を上り「ソロプチミストの森」という看板があるところから登った。

この地点でどうもすでに200mぐらいあるみたいだ。

ソロプチミスト?全く知らない。どんな人たちなんだろう?

その傍には「子供の国」なるものもあるが、子供はおろか遊具一つ無いただの空き地と化した廃墟だった。

ここから頂上までは基本的に稜線伝いだ。

この稜線に「オオシマザクラ」や「ゲンカイツツジ」が多いというので歩いてみたかったのだ。

確かにあったのだけれど、奥小路ルートと比べて取り立ててきれいというわけではない。

まあルートが長い分、多いかなという程度。

桜はやはり時期遅れだな。

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DSC02645オオシマザクラ2.JPG



写真を撮っていると、おじさんグループの人に「写真ですか? ちょっと盛りが過ぎてるね」と言われてしまった。

空が真っ青だと白い花びらが映えるんだけど、今年はどうも晴れでも真っ青ではなく、白っぽい空なので以前ほどはきれいに映らない。


ツツジも時期遅れは時期遅れのようだ。

だが、これは色が燃えるようなので存在感がある。

DSC02658ゲンカイツツジ2.JPG


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頂上からは奥小路ルートで降りた。

といっても奥小路駐車場に車がある訳じゃないから、小用港までちょっとした峠を越えながら、またもポクポク歩いた。

かったるい。
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二河川の水鳥2016 [ハイキング]

この頃は寒いということもあって、家に引きこもっている。

あまりに引きこもっていると少し退屈する。

で、このところご無沙汰となっている結晶作りやリーゼガング現象の実験なんぞの資料探しや、過去の結果の整理に気が向くことになる。

そう、今頃は熱が冷めちゃって時間を割いて何かやるという意気込みが薬ほどもないという状況なんだから、この“退屈”が貴重なエネルギーなんだ。

といってもあまりに引きこもってばかりでは筋肉が使い物にならなくなるんでは?という恐れも出てくる。

そこでこの日(27日)カメラを持って二河川の鳥を写しに行った。

今はソニーのカメラに200㎜ズームのレンズを付けているので、少し恥ずかしいぐらいものものしい。

まあ他人から見ればオッサンのカメラがどんなであろうが、関心ないことであるだろうがね。

ということで、思いつきで出たので、河の方の都合は万全ではない。

ちょっと満潮にかかり気味の時刻だったようだ。

去年撮った種類がいくつかあるが、そのすべてが見られるわけにはいかない。

まず、カルガモ

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上流の木製の橋、太平橋付近

河口付近にも群れている。

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そして、ジョウビタキ

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色がきれいだが、近づくとすぐ飛んでってしまう。

河口付近は満潮で海のよう。

いつものようにカモメの群れはいるが、今日はヒドリガモ

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そしてマガモ

DSC01915マガモ.JPG



カモ類は近づいても飛んでってしまうわけではないが、岸から離れていってしまう。

だからどうしても後ろ姿を写すはめになる。

まあ、ほんとに撮したかったらじっと待つしかないだろうが、今のところそこまでは・・・。

それにしても何となくカップルばかり撮しているのは、カモがそういう習性なんだからか?

よくわからないけど。


今回はサギとかウとか見かけなかったし、カワセミやコガモもね。

陽が出ている日にまた行こう。
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2015アルバムからその8 [ハイキング]

昨夜から関東以北ではかなり雪が降ったようだ。

東京の交通混乱がニュース等で詳しく報じられる。

うるさいほどに・・・。

関東以外の人間には関係ないんでないの。

広島であれぐらいのことが起きても全国放送で長々とやるのかね。

会社に通っていた頃は年に一回はあんなことはあったがね。


ところでこの辺では雪は降らなかったが、風は相当吹いたようで、BSアンテナがまた横を向いてしまったらしい。

公園の巨大なヒマラヤスギのおかげで、BSアンテナも仰々しくも屋根の一番高いところに付けざるを得ない。

地上用のアンテナと違い、ちょっと動いただけでもう映りが悪くなる。

また上がらねばならぬが、もうちょっと後にしよう。たいぎいでよ。


2015アルバムシリーズも今回が最後になるだろう。

福田頭に行ったときのものだ。

手持ちのガイドブック片手に登ったのだが、林道に入る前にイノシシ柵があり、それを乗り越えていくと本当にイノシシの家族が歩いていた。

ヤヤ!と身構えたが、うり坊はそそくさと離れていった。

ガイドブックに従えば最初に三つの滝がある。

水面や葉っぱのてかりがうまく処理できず、載せるようなものじゃないのだが、このシリーズは不作でも載せているので載せる。

DSC07224一の滝.JPG


DSC07233二の滝.JPG


DSC07235三の滝.JPG



もっと何か工夫すればきれいな写真になるし、ほとりには草花もあったからそれも活かせれば良かったのだが、何しろテカリばかりで、その他の微妙なコントラストが出なくて。


草花ではカリガネソウ(雁草、別名:ホカケソウ)

DSC07251 (1)カリガネソウ1.JPG


DSC07253カリガネソウ2.JPG


DSC07242カリガネソウ3.JPG



葉っぱを見ればシソ科とわかるが、花は何とも変わった形をしている。

飛ぶ雁の姿に見立てたネーミングというが、花びらを翼や尾に見立てたんだろうか。

ホカケソウの方が実感がわく。

この花、以前に載せなかったのは少しの風でもゆらゆら揺れて手持ちのカメラではうまくピントが合わなかったことと、名前がナカナカわからなかったためだ。

手持ちの「広島の山野草」にもちゃんと載っているので、今となっては何でわからなかったんだろうと思うが、意外とネットで探した方が見つかりやすい。

本の写真は、いい写真ではあるけれど一枚きりなのでピンと来ないことがあるのだ。

この花、意外と数が少なくなっているようだ。


次はキクバヤマボクチ(菊葉山火口)

DSC07292キクバヤマボクチ1.JPG


DSC07288キクバヤマゴクチ2.JPG



これも名前がわからなかった。

といっても写真はまだ蕾。

花になった時をまた見たいものだ。

ボクチはホクチで、この葉を乾燥し、その毛を落として焚き付けに使ったものらしい。

マッチもなかったときのことか?


これで、去年の写真を見直すシリーズは終わる。

写真を取り始めの頃は三脚を持って行って、マニュアルでピントを合わせるなど丁寧にやっていたので、わりと使える写真が多かった。

でも今は荷物になるし、面倒なので手持ちでパチパチ。

それがこの結果だ。

しかし、載せなかった写真を見直す過程で、今まで載せていなかった花を何点も見つけることができた。

ブログネタがないので探し直したものだが、いい写真じゃないけど、このシリーズを思いついたのは良かった。

ブログに載せるということでもなければ、撮ってしばらくすれば忘れてしまうから。
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