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2014.07.07 より

在来種2点 [休山]

動物の世界でも、植物の世界でも、強く生命力の旺盛な外国の種が入ると、在来種が駆逐され滅亡したり、肩身の狭い状況に追い込まれている。

増えて生態系に影響を及ぼしたり、人間の生活に支障を来す原因になっているものもある。

もちろん、イノシシが増えた、鹿が増えたというようなことは外来種とは関係なく、人間側の変化が原因なのだが。

なぜ外来種は強いのか。日本のものが外国で増えすぎてその土地の種を駆逐しているというような例はあるのか。
その辺の知識や情報がないので、なんともいえない。

さて、このたび休山で、少なくなっているという在来種の雑草を2点確認した。


シロバナタンポポ

134251416シロバナタンポポ縮.jpg


室瀬町の登山口近くの林道脇に咲いていた。
タンポポでは、萼が下向きに反っているものは外来種、上向きは在来種だそうである。
その点で上向きなので、まずそうではないかと思う。

広島県では、セイヨウタンポポが席巻する前は、タンポポといえば白花だったそうである。
在来種でも黄色の花はあるが、少数だったそうである。

自分は島根県の農村出身だが、タンポポが何色だったかなど覚えがない。

この花が咲いている場所は道路脇で、人家の庭や畑ではないので自生とは思うが、回りに草が無いので、あるいは誰かが保護しているのかもしれない。


ミミナグサ

134251401ミミナグサ縮.jpg


以前、自宅前の公園に生えていたオランダミミナグサを載せた。
本にはミミナグサを目にすることが少なくなったとあった。
違いは花の柄の長さということで、オランダミミナグサは5mm程度で花の長さ程度。
ミミナグサは5~15mm程度で花の長さの2~3倍ある。

写真のミミナグサは室瀬町に降りる登山路の脇にあった。
花の柄は確かに長く、在来種だと思う。

そこは人家に近いとは行っても、標高200m以上。
やはり、辺鄙なところに追いやられているのかな。


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