2014.07.07 より
ゲル中での酒石酸カルシウムの結晶 crystal of calcium tartrate in gel [ゲル中結晶]
正式な婚姻関係であるにも関わらず、出生届の嫡出子蘭への記入を拒否したため、我が子の戸籍登録が出来ず、20年間無戸籍にした人がいる。
今、遺産相続における婚外子差別が憲法違反であるとの判決が確定し、自民党も重い腰を上げて法改正に動き出し、閣議決定にこぎ着けた。
ただし、何故か嫡出子欄はそのままである。
“こぎ着けた”とは自民党内に反対が強かったからである。
曰く“日本2000年の伝統を崩すのか?”
“日本2000年の悪弊”の間違いじゃないの?
一方で、道徳教育を強化するという。
いじめ防止のために!
“いじめは良くない”とか偉人の子供時代の善行を教えれて、テストをすれば、いじめが無くなるとは思えないが、一般論としては現状を改革するために何か手を打つことは悪いことではないだろう。
ただ、その旗振りが婚外子差別を肯定する連中なのだ。
こういう価値観の連中が行う道徳教育って何か恐ろしい。
政府・自民党は有識者会議や審議会で国民の意見を聞いたという。
あれこそ茶番劇じゃないか。
有識者や審議委員はあらかじめ意見の傾向を調べて割り振ってあるから、提案が原則承認されるように人選されているのは目に見えている。
これこそ人々をおちょくる不道徳じゃないのか?
前にも載せたが、ゲル中での結晶についての「結晶成長とゲル法」(ヘニッシュ)という本では、酒石酸カルシウムの結晶を主要に取り上げている。
炭酸カルシウム(方解石)についても主要に取り上げているが、これは人工方解石を試験管的に作る方法を確立しようという意図からというのが分かる。
これに対して、酒石酸カルシウムにはそういうメリットがない。
取り上げた理由は、酒石酸カルシウムの結晶育成にゲル法が適していると考えたからであろう。
ゲル法による結晶育成条件は、リーゼガング現象の条件と重なる。
試験管に物質Aを仕込んだゲルを作り、その上に、物質Aと反応して難溶性物質Cを生成する物質Bの溶液を乗せる。
物質Bはゲル内を拡散し、物質Aと反応し、物質Cを生成する。
物質Cは難溶性のため、結晶化しようとするが、ゲル内のため物質Bの供給は制限されており、そのためC生成速度は非常にゆっくりで、結晶は大きくなる。
ちなみにAとBの溶液を混合すれば一瞬でCが生成する。
この場合、理科では、“沈殿が生ずる”と表現されるが、この“沈殿”も微少な結晶ではあるが、見た目には粉にしか見えず、不定形と同列にされる。
ゲル法等で、結晶成長を超ゆっくりにすれば、水晶のような結晶らしい結晶が作製できるというわけだ。
本題だが、物質Aとして酒石酸、Bとして塩化カルシウムを使う。
ゲルは珪酸ゲル。
結果はゲル層の上、溶液層の底に大きな結晶が成長したが、その1~2㎝下から5~6㎝にかけて真っ白な微結晶がびっしり出来、さらにその下は試験管底に向かって植物の根のような結晶が伸びていった。
「本」には記述のみで明確な写真が無く、条件も詳細なものは記述していない。
恐らく、ゲル内に点々と結晶が出来ている状況だと考えられるので、今回の結果は再現試験としては不出来と言うことになろう。
ゲル層の上、溶液層の底の大きな結晶。
大きさは試験管径が30㎜なので、それに制約された形。
ゲル層の中心部に出来た微結晶の層と根のような結晶
外に取り出した結晶
今、遺産相続における婚外子差別が憲法違反であるとの判決が確定し、自民党も重い腰を上げて法改正に動き出し、閣議決定にこぎ着けた。
ただし、何故か嫡出子欄はそのままである。
“こぎ着けた”とは自民党内に反対が強かったからである。
曰く“日本2000年の伝統を崩すのか?”
“日本2000年の悪弊”の間違いじゃないの?
一方で、道徳教育を強化するという。
いじめ防止のために!
“いじめは良くない”とか偉人の子供時代の善行を教えれて、テストをすれば、いじめが無くなるとは思えないが、一般論としては現状を改革するために何か手を打つことは悪いことではないだろう。
ただ、その旗振りが婚外子差別を肯定する連中なのだ。
こういう価値観の連中が行う道徳教育って何か恐ろしい。
政府・自民党は有識者会議や審議会で国民の意見を聞いたという。
あれこそ茶番劇じゃないか。
有識者や審議委員はあらかじめ意見の傾向を調べて割り振ってあるから、提案が原則承認されるように人選されているのは目に見えている。
これこそ人々をおちょくる不道徳じゃないのか?
前にも載せたが、ゲル中での結晶についての「結晶成長とゲル法」(ヘニッシュ)という本では、酒石酸カルシウムの結晶を主要に取り上げている。
炭酸カルシウム(方解石)についても主要に取り上げているが、これは人工方解石を試験管的に作る方法を確立しようという意図からというのが分かる。
これに対して、酒石酸カルシウムにはそういうメリットがない。
取り上げた理由は、酒石酸カルシウムの結晶育成にゲル法が適していると考えたからであろう。
ゲル法による結晶育成条件は、リーゼガング現象の条件と重なる。
試験管に物質Aを仕込んだゲルを作り、その上に、物質Aと反応して難溶性物質Cを生成する物質Bの溶液を乗せる。
物質Bはゲル内を拡散し、物質Aと反応し、物質Cを生成する。
物質Cは難溶性のため、結晶化しようとするが、ゲル内のため物質Bの供給は制限されており、そのためC生成速度は非常にゆっくりで、結晶は大きくなる。
ちなみにAとBの溶液を混合すれば一瞬でCが生成する。
この場合、理科では、“沈殿が生ずる”と表現されるが、この“沈殿”も微少な結晶ではあるが、見た目には粉にしか見えず、不定形と同列にされる。
ゲル法等で、結晶成長を超ゆっくりにすれば、水晶のような結晶らしい結晶が作製できるというわけだ。
本題だが、物質Aとして酒石酸、Bとして塩化カルシウムを使う。
ゲルは珪酸ゲル。
結果はゲル層の上、溶液層の底に大きな結晶が成長したが、その1~2㎝下から5~6㎝にかけて真っ白な微結晶がびっしり出来、さらにその下は試験管底に向かって植物の根のような結晶が伸びていった。
「本」には記述のみで明確な写真が無く、条件も詳細なものは記述していない。
恐らく、ゲル内に点々と結晶が出来ている状況だと考えられるので、今回の結果は再現試験としては不出来と言うことになろう。
ゲル層の上、溶液層の底の大きな結晶。
大きさは試験管径が30㎜なので、それに制約された形。
ゲル層の中心部に出来た微結晶の層と根のような結晶
外に取り出した結晶
2013-11-15 08:58
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