SSブログ
2014.07.07 より

わし星雲(M16) Eagle Nebula [天体]

わし星雲(M16)


“へび座に位置する散開星団と散光星雲の複合した天体である。散開星団の背景に散光星雲が広がっており、メシエ天体としての番号M16は散開星団の方に付けられた番号である。”

ということだそうな。ふむふむ。

南側にあるためか、南中でも高度が上がらず40°ちょっとまで。

裏庭では屋根の上ぎりぎり。

土星を撮影するついでに撮った。

更に低い位置にはオメガ星雲(M17))や、三裂星雲(M18)、干潟星雲(M8)などがあるが、これらはこの位置では無理だ。

そこで、北側に出るペリカン星雲や北アメリカ星雲を試みたが、いずれもほとんど写らないのだ。(まだらには写る)

マニアの写真ではきれいに出ていても、やはりカメラが違うのだろう。

今のカメラなら2時間分撮っても、多分駄目だろうと思われ、あきらめた。

それにくらべ、わし星雲はまあきれいに撮れた(と思う)。

P6196291~49(40)加平ステラ・トーン再回縮.jpg

P6196291~49(40)加平ステラ・トーン再ネピュラ・トリ回縮.jpg


マニアや専門家の写真では、面積で言えばこの2倍強の星雲として写っている。

2時間ぐらい撮って重ねればもう少しましになると思うが、その時間を取るのは難しい。

一番撮り頃の南中ぐらいの時間では赤道儀が“反転”を求めてくるので、位置合わせをやり直さねばならない。

それで時間を浪費するし、気持ちも萎えてしまう。

“反転”しても位置が狂わなければいいんだが、安物のせいかな。

わし星雲のわしの頭はどっちか?

羽根は何となく分かるが。

分かりきったことのようで解説したものに出くわさないが、どうも右上の星団部分がそのようだ。

当方の写真では淡くて分からないが、星団部分はピンクの混じった青白い星雲になっていて、頭部になっているようなのだ。

まあ、これでもわりときれいに撮れて満足だ。

メシエさんの望遠鏡は性能が悪くて余りよく見えなかったというから、この程度だったのかもしれない。

それでも中央部分の暗黒星雲部分、くっきり写っている。

これは、宇宙の神秘を扱う場面でたびたび出てくるハッブル宇宙望遠鏡のわし星雲の写真

m16_hubble[1].jpg


の部分だ。

嘘みたいに同じ形だ。

プレイリードッグが子供をあやしているような形。

ここで星が誕生している(らしい)。

nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。