SSブログ
2014.07.07 より

ボタンヅル [ハイキング]

経団連がおおっぴらに企業献金を推進していくことにしたそうだ。

自民党政権が安定しそうで献金しがいがあると判断したのだろうが、企業献金とは民主主義社会の理念にあわない不平等の感覚がつきまとう。

中には赤字を出しているのに献金をしている企業もあるそうだが、仮に純利益のうちから献金をするとしよう。

その利益とはなんだ。

本来、社員(労働者)や株主に配分されたり、将来のための先行投資に使われるものではないのか。

経営者やオーナーのお金ではないのである。

それを特定の目的を持って、特定の政党や政治家に献金するというのは、社会が生み出した富の私的流用に他ならない。

したいのなら経営者のポケットマネーですればいい。

お金持ちなのだから十分出来るはずだ。

企業活動自身のための献金というなら、賄賂と隣り合わせになる。

そこで企業献金の正当性をいうために、「企業にとって必要な自由社会を維持するための献金は企業体の目的に合致する」という人がいる。

とんだ屁理屈だ。

また返す刀で、企業献金が悪なら労働組合の政治献金も悪だという人がいる。

これも言いがかりだ。

個別の政治献金が良いか悪いかは組合員が判断すればいい。

よくないと思えば組合方針を変更したり、組合を脱退したりすればいいからだ。

生活のために会社に所属し働いている社員が、政治献金に反対して退社するなんてことはありえない。

これによって、原発の再稼働もはずみがつくだろう。

経営者というのは目先の利害に敏感で、長期的視点とか理想論とかは、お話としては好きだが実際行動とは関係ない。

電気料金の低廉を目指して原発再稼働の大合唱となろう。

企業献金というのは名もなく金もない多数の市民の意志とは違う方向に国を導く危険性がある。



ボタンズル(牡丹蔓)

P9058061ボタンヅル1縮.jpg

P9058064ボタンヅル2縮.jpg

P9058063ボタンズル3縮.jpg

P9058062ボタンヅル4縮.jpg


ウォーキングコースのガードレールにしなだれかかるように咲いていた。

花はセンニンソウに似ているが、葉が違う。

葉が牡丹のそれに似ているというのでこの名前になったそうだ。

パッと見には荒れ果てた風景だが、花自身は美しい。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

最近の灰が峰の姿タマスダレ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。