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2014.07.07 より

すばる[プレアデス(Pleiades)星団] その2 [天体]

今朝は雨だ。
昨日から、強くはないが、ずっとやみ間のない雨。
珍しい。


目を閉じて 何も見えず
哀しくて 目を開ければ
荒野に 向かう道より
他(ほか)に 見えるものはなし

谷村新司の昴(すばる)の冒頭

昔、漫才でこれをネタに
「目を閉じて 何も見えず・・・」
ーー当たり前やないか。目を開けろよ
とかいうのがあった。

確かに、谷村新司という人をよく知らないせいもあるが、あまり意味が分からなかった。
しかも、荒野に向かう道しかないとはどういう人生なのだろうと。

最近、他の人のブログで、この詩の着想の元となったのは、石川啄木の歌集「悲しき玩具」の冒頭の2首

呼吸(いき)をすれば、
胸の中に鳴る音あり。
 凩(こがらし)よりさびしきその音!

眼(め)閉づれど、
心にうかぶ何もなし。
 さびしくも、また、眼をあけるかな。

という歌だという。

確かに、昴(すばる)の2番の歌詞では

呼吸(いき)をすれば 胸の中
凩(こがらし)は 吠(な)き続ける
されど 我が胸は熱く
夢を 追い続けるなり

とあり、それを裏付けている。

とすると、この歌詞は石川啄木の人生(生き方)を重ね合わせているということになる。
そういうことなら、何か分かる気がする。

ちなみに、石川啄木は「スバル」という文芸雑誌の創刊にも関わっている。

ただ、谷村新司の昴の歌詞では、

嗚呼(ああ) 砕け散る 運命(さだめ)の星たちよ
せめて密(ひそ)やかに この身を照らせよ
我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ

と、昴についての詩が続く。

すばるが、星として短命な、砕け散る運命(さだめ)の星だと歌っている。

「さらば昴よ」のさらばの意味は、余りよく分からない。

2番の歌詞の

嗚呼 さんざめく 名も無き星たちよ
せめて鮮やかに その身を終われよ

も。

さんざめく 名もなき星たち って誰のこと?
俺らのこと(名もなき大衆)を言っているのか

さて、昨日言っていた、画像処理のこと
これが、その結果

P2111607~6処理2.jpg

図鑑やマニアの写真には及びもつかないが、これが今は精一杯。
思うに、腕の問題もあるが、周りが明るくコントラストがつきにくいせいではないかとも思う。

露出時間を延ばすと、空が白くなってしまう。民家や街灯で結構明るいからなあ。

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