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2014.07.07 より

アナクサゴラス 月齢 12 [天体]

特定秘密保護法なる法律が成立してしまった。

残念ながらその中身に触れるほど勉強していない。

だが、担当大臣が曖昧な答弁を繰り返し、与党幹事長が「解釈」を謝ったとして前言を撤回し、というようなニュースが続くところをみると「解釈」次第でどうにでも運用できるようになっているらしい。

支持率低下を見て総理が記者会見を開き、「民間人が巻き添えで罰せられることはありません」とかきっぱりと宣言したけれど、条文がそのままでは何の意味もない。

原発汚染水問題で、「完全にコントロールされている」と宣言しても、現状が好転するわけではないのと同じ理屈だ。

日本国憲法9条の解釈についても

一九四六年に当時の吉田茂首相は国会答弁のなかで、「戦争放棄に関する本案の規定は、直接には自衛権を否定しておりませんが、第九条第二項において一切 の軍備と国の交戦権を認めない結果、自衛権の発動としての戦争も、また交戦権も放棄したのであります」と、第九条は一切の軍備を認めず、また自衛権の発動 としての戦争も放棄していると解釈しました。(まあ、普通にこの九条を読めばそうでしょう)

 同じく一九四六年に、共産党(繰り返しますが、共産党です!)の野坂参三代議士が「侵略戦争は正しくないが、自国を守るための戦争は正しい。憲法 草案のように戦争一般放棄という形ではなく、侵略戦争の放棄とすべきではないか」(ウァーオ!)と質問したのに対し、吉田茂首相は「近年の戦争の多くは国 家防衛権の名においておこなわれたることは顕著なる事実であります。故に正当防衛権を認むることが偶々戦争を誘発する所以であると思うのでありま す。...正当防衛を認むることそれ自身が有害であると思うのであります」と答弁しています。(どっちが共産党だかわかりません)    ー以上、自民党の河野太郎氏のHPからー

のように、今では信じられないほど「解釈」が異なっている。。

このような制定時の首相の発言はその後の憲法裁判でもたびたび出てくるが、ただの「参考」にしか過ぎず法律解釈の決定的要因にはならないのである。


アナクサゴラス

地球でいえば北極地方あたりに相当する北の果てにあるクレーターだ。

自分がもっているガイドブックには載っていないので、それほど有名ではないかもしれないが、ティコとまではいかないが、コペルニクスやケプラーのような大きな光条がある。

v12b_131115_23_15アナクサゴラス1.jpg

v06b_131115_23-04アナクサゴラス2.jpg


はじめは位置や名前を照合できなかったので、そのままにしていたところ、ひょっとしたことで照合できた。

ガイドブックの絵には光条がないが、光条というのは月齢による光の当たり具合で相当変わるものらしい。

ちなみにアナクサゴラスという人はギリシャの哲学者で、月は太陽の光を反射して輝いているという説を唱えた人らしい。

まあその功績で北の果てではあるけれど若く生きのいいクレーターの名前になったのだろう。

北の果てにあるため、望遠鏡では横方向から見ることになるから、姿はいいが、写真写りはもう一つだ。

月齢が進みすぎているのだろう。これも何回か挑戦しないといい写真は撮れない。
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