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2014.07.07 より

コマクサ [ハイキング]

天体撮影に「光害カットフィルター」なるものを使い始めている。

望遠鏡を作っている「ケンコー」が新たに上市したので購入した。

原理を簡単に言うと、街灯などに使われている水銀灯やナトリウム灯の特定波長をカットして街の明かりの一部を消すというものである。

当然だが、連続波長である白熱電球には効果がないし、水銀灯の一種である蛍光灯も特定波長以外の光を多くもっているので効果は限定される。

また、連続波長である通常の星の光の一部もカットされる。

一方、赤い星雲の波長は通過させるというが、この光については改造していないカメラではローパスフィルターによってかなりの部分がカットされるというから、効果が疑問ではある。

いいままでの結果、確かに1分露出でのバックグラウンドは暗くなり、星や星雲とのコントラストが強まった。

ただ、バックグラウンドについては画像処理で暗くできるので、問題は星や星雲とバックグラウンドの差が大きくなったのかということなのだが、これについては微妙というほかない。

同条件でフィルター有る無しを比べればいいじゃないかということになるけれど、ただ撮すだけでも手間暇掛けているのに、フィルターの研究をしているわけではないから、なかなかそこまではやる気にならない。

まあ、今のところは効果を願って続けてみることにする。




駒草 - コマクサ

IMG_0026コマクサ1縮.jpg

IMG_0027コマクサ2縮.jpg

IMG_0037コマクサ3縮.jpg


高山植物の女王といわれているそうだ。

乗鞍岳でも代表的な花である。

花の形が馬の顔に似ているということで、駒草(コマクサ)と名付けられた。

以前は薬草ということで、薬草採りが採り回ったので絶滅しかかったということである。

現在ではその要因はなくなったが、それでなくとも、様々な絶滅要因が生起しており、今、この花を見ることが出来るのは恐らく何らかの形で人が保護しているからだろう。

砂礫地で水が涸れやすい一般の植物には不適地で育ち、可憐な花を咲かす。

園芸種として栽培されている例もあるようだが、やはり高山で繁殖してほしい。

花言葉は「高嶺の花」(そのままだ、意味が違うか(^_^))、「誇り」他。


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