昨年と今年の土星(Saturn)

この間早起きして今年初めての土星を撮った。

今は屋根すれすれの位置なので、南中前の一時間足らずの間にカメラに導入して、ピントを合わせねばならない。

大分慣れては来たが､カメラの小さい撮像面に土星が写るようにするのが結構面倒。

時間が少ないので､うまくいかないと焦る。

ようやく撮せるようになっても南中時刻付近では､赤道儀が“反転”を通告してくる。

この赤道儀が安物だからかもしれないが、“反転すると”大幅に位置が狂うので、最初から導入のやり直しと同じになる。

そうすると、ターゲットの高度は下がるばかりなので､屋根の下に隠れてジエンドとなる。

この日は南中を越えて20分ぐらいしてから“反転”通告だったので、何とか撮影は出来た。

しかし、画像処理をし始めると暗すぎて、いい写真ではないことが分かった。

去年の苦労はすっかり忘れていたし、横着者だから記録もとっていないから。

まあ、土星はこれからが見頃だからいいんだけど､せっかく撮ったんだから去年のいいときの写真と比較して載せることにした。




土星の環がますますずり下がってきたことが分かる。

少し小振りに見えるのは、地球からの距離がまだ少し遠いためか？。

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