SSブログ
2014.07.07 より

クリスマスツリー星団 NGC2264 Christmas Tree cluster、Cone nebula [天体]

この星雲(コーン星雲)の赤はほんとに出にくい。

以前載せた写真では、星雲部分はコーンの縁取り部分がかすかに赤く見えるだけだった。

星団や青白い星雲はそれなりに見えていたのだけれど。

ちなみにコーンとはトウモロコシのことではなく、円錐のことで、工事現場にあるコーンのことである。

ここで改造カメラの実力の見せ場となるのだが、とはいってもそうすんなりと画像にはなってくれなかった。

結構強引にやって、下のような写真だ。

0636~0736(100)加平レ・トリ2・ト2・BS・デジ縮.jpg



写真は実際の位置関係からは逆立ちしている。

名前のクリスマスツリーらしく見えるために逆立ちさせている。

星団の一番明るい星をツリーの根元に、魚の頭みたいな部分(ほんとはコーン)の明るい星をツリーの頂点にすると、それなりにツリーに見えてくる。

本当にその見方でいいのか知らないが、そういう解釈が多いようなので当方には否定する根拠もない。

山野草の名前でもそうなのだが、なるほどという名前がある一方、こじつけとしか思えないような名前もある。

名付け親に聞いてみないとほんとのことは分からない。


ところで、画像処理は難しい、というか説明書きが理解できない。

だから天文ソフトの3分の1ぐらいしか使っていない感じだ。

まあ、大部分はレベル調整とトーンカーブ一辺倒。

重ね合わせは、星を基準点として30秒露出のものの人海戦術(一人だけれど)。

カメラのシャッター時間設定は30秒が上限で、それ以上はBULBで自分で計らねばならない(それ用のリモートコントローラーがあるかもしれないが)。

赤道儀が安物だし、ガイド撮影とか高尚な技術がないので、あまり長い露出だと星が流れた画像が多くなってしまう。

それで少々枚数が多くなってしまうが、30秒露出を多用している。

これだと撮影時間中ずっとカメラの側にいる必要がない。

今のところできた画像にそれなりの満足があるので、このまま行こうと思う。

そのうち、それでは我慢できなくなるかもしれないがそのときはそのとき・・・。
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ばら星雲 The Rosette Ne..昨日の雪 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。