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2014.07.07 より

リーゼガング現象 硫酸カルシウム [リーゼガング現象]

硫酸ナトリウムと塩化カルシウムの反応によるリーゼガング現象の実験を、今度は48㎝のアクリルパイプを使って行ったので、載せる。

実験条件

反応容器
 内径 1cm のアクリルパイプ48㎝の両端をゴム栓で止めたもの。

反応材料

 下層のゲル層
  4%ゼラチンに0.2M塩化カルシウムを仕込む。40㎝

 上層の溶液層
  硫酸ナトリウム 1M 8㎝

反応期間 約3.5ヶ月

反応結果の写真
 
 写真を横倒しにして、全体像を表す。

oly20150317_12_1_CaSO4縮.jpg



 結晶部分を拡大し、パイプを少しづつ回転して撮したもの。

oly20150317_Ca_5縮.jpg



以前の実験でも感じていたのだが、硫酸カルシウムの結晶は螺旋状とまではいえないが、独特の形状を呈す。

層状ではないが、これもリーゼガング現象と言っていいのだろうか?

またこのような形状を呈するのはいかなるメカニズムであろうか。

さらに文献を調べて見ようと思う。
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