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2014.07.07 より

アンドロメダ銀河 M31 [天体]

いよいよアンドロメダ銀河が東の空にあがる季節になった。

今はちょうど零時あたりに南中となる。

宵の口には灰が峰の上あたり。

といっても我が家からは当然のことに肉眼で見えるわけではない。

カシオペア座のWのおしりの一つ「シェダル」(2等星)と、アンドロメダ座の「アンフェラッツ」、赤っぽい「ミラク」(両2等星)の中間にある3等星とを結ぶ線上にあって、ややアンドロメダ座寄り。

撮影時は比較的星が見えていて当該の3等星は余裕で視認できた。

それで、双眼鏡を使うとやっとアンドロメダ銀河らしきものが確認できた。

双眼鏡が固定されておればじっくり観察できるのだが、言うは易し行うは難しというやつで、双眼鏡や三脚というのは真上に近い角度を見るには適さない。

三脚はむろん無理だが、双眼鏡だけなら地面に寝そべれば見れるかもしれないが、そこまでは・・・。

でも一応双眼鏡で確認できたので、今度は星のよく見えるところに行って正真正銘の肉眼で確認したいものだ。

さて、ソニーのカメラの200mmズームレンズを思い切って買ったのでそれで撮してみた。

まだ、公害カットフィルターを買っていなかったので、ISO=8000、シャッター30秒では真っ白になってしまう。

それでも110枚重ね合わせ、画像処理してこの通りになった。

DSC7715~7838(110)加平・周減レト・スタ・デジ.jpg



いつも使っている望遠鏡R200SSでは撮像面をオーバーしてしまうので、今のところ全体像を捕らえるのはこれしかない。

しかし今度は広すぎるので、この写真は相当、トリミングして切り縮めてある。


次はR200SSと改造DOSkiss7xを使ったもの。

IMG8818~9073(220)加平レト周減デジ.jpg



去年、α7sで撮ったものを載せたが、α7sはフルサイズなので見かけ上、銀河全体が収まっているように見えたが(実際は周辺の淡い部分が入っていない)、DOSではあからさまにはみ出ている。

それでも暗黒帯周辺の色がもっと出ないかなと思っていたのだが、やはりそうはいかなかった。

この日は相当、天気は良かったのだが、後半は薄雲が出て写真写りに支障が出ていた。

もっといい日か、いい場所でα7Sで思い切り撮ってみたい。

M31の両端の白菜みたいな部分とか、伴銀河M110との間の淡い部分をもっとはっきり写してみたい。
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