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2014.07.07 より

カリフォルニア星雲 (NGC1499) [天体]

このところ雲が拡がる日が多く、特に昼間は日が差していても夜になると曇ってくることが多い。

天体撮影を計画している身にとっては残念の一言。

時間ごとの天気予報を見れば、日をまたげば晴れることもあるようだが、このところ体力がついていかず、夜半を超えての天体撮影は自粛しているのだ。

一旦、歯茎がうずき出すとどうあがいても元に返るのに一ヶ月はかかるからな・・・。

12月前半は2~3日、絶好の日があった。

天体撮影の指南書によれば、いい日には集中して撮れとある。

いい日はあまりないし、天体は地球の公転に従って動いているので、逃してしまえば来年まで待たねばならないからだ。

だが、先の理由で当方はそうはいかない。

その2~3日のうち、1日をピントずれで台無しにしてしまった。

ピント合わせした後、カメラ位置を修正したら、再度ピント合わせを!という、以前の失敗で言い聞かせていたのをまたも忘れてしまっていたのだ。

もう血の気が引くほどガックリ。

『忘却とは忘れ去ることなり』とはいうが、このポンコツ頭め!

さて、愚痴はこれくらいで、カリフォルニア星雲とはペルセウス座にある赤い星雲で、近くにはおうし座に属するスバルも見える。

焦点距離の短い(広角の)レンズを使えば一緒に撮すことができるので、以前その写真を載せたことがある。

名前の由来はアメリカのカリフォルニア州に形が似ているからとのことだ。

なんという安易な名前。カリフォルニアが特に特徴ある形でもないのに。

しかし、この星雲、意外と大きく、800㎜の望遠鏡の像ではカメラの撮像面に収まらない。

それで三分割して撮影し、後で繋ぎ合わせることにした。

カリフォルニア結合画像(2)縮.jpg



三分割することによって、それぞれの撮影枚数が少なくなり、画像が荒くなるし、画像処理を別々にすることによって、色味が違ってくる。

撮影部分も中央部以外は目標の星が無く、エイヤでやったので、左が余ったわりには右が切れてしまった。

まっ、最初はこんなモンでいいか。

今度は望遠レンズで丸ごと撮してみよう。
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