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2014.07.07 より

日食再検証 [天体]

この間(といっても先月?)、NHKの番組「コズミックフロント」で、昨年8月、アメリカでの日食観測を採り上げていた。

趣旨を簡単に言うと、

太陽コロナは磁力線の姿を反映しているので、日食時にコロナを観測することによって、磁力線の詳細を調べることができる。

磁力線は地球に多大な影響を及ぼす太陽フレアと密接な関係があるので、これを調べることによって太陽フレアの発生を予測することができるかもしれない。

人工衛星でも太陽本体付近のコロナは観測できず、日食はコロナを観測する貴重な機会だ。


ということで、番組の画像をキャプチャできればいいんだが、これはブロックされるので、テレビ画面をデジカメで撮影した。

モアレ線ができるのはそのためで、いたしかたない。


8月に現地で撮った画像も一部処理をやり直し、テレビの画像と合わせるため太陽の北が上になるよう 45°回転させた。


まず、コロナ

露出時間の違う28枚の画像を重ね合わせ、「ステライメージ」という天体ソフトの「ローテーショナル・グラジエント」という機能で放射状に伸びたコロナの光条を強調した画像だ。

前回載せた画像と比べ、日食前半の画像を多くし、重ね合わせ枚数を増やした。

コロナの白さを抑え、画面の荒れを減らし、光条を少しくっきりさせることができた。

日食最後の右縁の赤みも抑えることができた。

(800(16)加平・回2.5強1-250(4)-500(8)加平・ト2回2.jpg



「コズミックフロント」の該当画像がこれだ。

DSC08933.JPG



さすがに、専門家の素晴らしい画像には及びも付かないが、『こことここ!』 といった具合に同じ場所を撮しているのが分かるのが楽しい。

外側のコロナをもっと詳しく撮るには、もう少し長い時間の露出か、大きなISOが必要だが、カメラが別に2~3台要る。

予備知識も機材も無い人間にはとても無理だった。


画像の左下、コロナの光条が極端に折れ曲がっているのが分かる。

右側では、コロナが収束するように絞られて伸びているのが分かる。


それぞれ、その部分に印を加えてみた。

ライン.jpg


DSC08935.JPG



テレビ画像の矢印は、手前に伸びているもの(赤矢印)と奥に伸びているもの(青矢印)である。


そしてプロミネンス

DSC08903傾・トリ.jpg



テレビ番組内に映っていたノートパソコンのモニターのもので、人影のようなものが映り込んでいるし、斜めから撮しているので多分ゆがんでもいるだろう。



そして当方の画像

DSC05603減算1回トリ・シャ.jpg



同じ画像を少しずらして重ね、一方を他方から引き算することで、プロミネンスの部分のコロナの明るさを抑えてみた。


同じものを撮しているのがよく分かる。


ちなみに、テレビがプロミネンス画像として正規に挙げたのはこのような画像だった。

DSC08897.JPG



自分の撮った画像のうちどれに当たるかをいろいろ照合したが、見当たらなかった

?  ?  ?

まあ、当方はおもちゃみたいなミラーレンズだから、違いがあったとしても仕方ないが、ちょっと割り切れない。


最後にダイヤモンドリング

DSC05554回トリ・デジ.JPG



これについては、単に、どれがきれいか、という視点で選ぶしかない。



コロナは薄いガス体だが、百万度以上あるそうだ。

何故そのような高温なのかも研究対象だそうで、その形とともに興味深い。

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