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2014.07.07 より

油彩教室(3) [絵]

ゆうべは、はじめて望遠鏡を前庭に持ち出し、西の空に向けた。
水星と三日月を撮るためだ。
月はともかく、水星は高度が低いため裏庭では山や隣家で見ることは不可能だ。
水星は見えた。
しかし、写真にはどうも。ぐちゃぐちゃ(^_^;)
しかも、あっという間に雲の中に。
でも、水星を拝めたので満足。
来たる18日が最大離角(太陽からもっとも離れている)らしい。

以前、右脳人間、左脳人間とか話題になったことがあった。
昨日の話でいうと、2次元画像を取り扱っているのが右脳、それに解釈を加え、加工した「3次元世界」を取り扱っているのが左脳ということになる。
右脳は複雑な対象でも、簡単な対象でも、写真のような画像として認識する。
一方、左脳はそれに論理的な解釈を加え、構造的に理解し、認識する。
言い換えると
ある対象物を記録するのに写真に撮って、保存しておく方式と、
文章で描写し保存しておく方式の違いに似ている。
前者は複雑な物でも、簡単に、正確に保存できるが、その構造や、見えない部分については別の知識が必要になる。
後者は、物事を普遍的、論理的に表しており、記憶しやすく、応用しやすい情報となる。しかし、複雑な物を正確に描写しようとすれば、膨大な情報量となる。また、論理的に解釈できない部分は、抜け落ちる可能性がある。

脳の右と左で役割分担がある。右と左で勢力争いが起こる。などは、学問的にはどうも怪しいと思う。

しかし、外界を視覚的に認識する場合において、二つの機能が葛藤しているという感覚は、絵の練習でも、しばしば感じることである。

ある入門書にも書いてあることだが、先生にもいわれた。人間の顔なら顔を描くとき、その顔を描こうとせず、バックグラウンドを描けと。

バックと顔の境目は同じだが、顔については、いいも悪いも先入観がいっぱい。しかしバックにはないからだ。

見たまま、いわゆる右脳的認識で描きなさいということだ。
それが難しい。

さて、油彩教室の絵だが、昨年度の期末の作品展に出した作品4点のうち2点だ。

P2080174縮.jpg


いいか悪いかわからない。瓶のガラスっぽさを出したのは先生の技。
自分ではよく描けたと思っている。

P2080171縮.jpg


教室が開かれている呉市立美術館に隣接する入船山記念館での写生
もう少し、木の葉の感覚を出したかった。
先生は細かいところより、流れが大事というのだが、その意味はまだ理解できていない。
ちなみに構図は、先生のいうとおり。(初心者だから)
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