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2014.07.07 より

オオヤエクチナシ ::-父と戦争(4)ー [街中・公園の花]

父から聞いた戦争の話に、今話題の「慰安所」は登場しない。
人一倍プライドの高い父が「慰安所」の列に並んでいる姿は想像しがたいが、もちろん戦争は人を変えるし、ましてや外地だ。

もしそうであったとしても、もっとも家族に話したくない内容だろう。

すでに「慰安所」が有ったか無かったかは問題ではなくなっている。
「慰安所」に軍=国家の関与が有ったか無かったかである。

この点についても軍が性病蔓延防止のために、軍医に管理させ、「慰安所」を指定するなどしていたことはほぼ明らかである。

あとは慰安婦の強制連行に軍=国家が関与していたのかどうか。

しかし、それについて「明白な証拠」に基づく事実解明が進まないと日本は何も動けないのだろうか。
誤りは修正しなければならない。速やかに。

そもそも日韓条約の交渉時に問題に蓋をしてしまった。
日本側代表は植民地支配をホンネでは是とするような人物だったから、賠償要求には鉄道などの資産補償を持ち出すなどして、結局、経済協力金ということですべて決着させた。

日本側がうまくやったかに見える結果だったが、人の心は違う。
未だに問題を引っ張っているし、むしろ「条約」がある分、決着したというタテマエを崩せないため、動きがとれない状態だ。

村山政権の時にもっと何とかできなかったかと今にして思う。
タナボタ政権で取り立ててこれはというものがなかったんだから。

それにしても橋下市長の「慰安婦」発言は彼が戦争とは無縁の世代であっただけに、非常に暗澹たるものがある。
植民地主義が頭の随に刺さっている爺さんと違うんだから。
「そこまで言って委員会」のノリでは済まされないだろう。


オオヤエクチナシ
家の前の公園に咲いている。

P6292911オオヤエクチナシ縮.jpg


香水瓶のように香りが強い花。
これは八重だが、一重ののものが普通のクチナシ。
ネットで写真を見ると、葉の形がかなりまちまちのように見えた。

そもそも、花を見たい(見せたい)わけだから、写真は葉を撮してないものが多い。
ところが、花の形には似通ったものがあったり、咲いてからの時間の経過で変形したりして、なかなかそれだけでは特定しづらい。

葉を比べたいのだが、ネットの写真レベルでは一部の学術的なサイトは別にして、なかなか困難。
図書館でも行こうかな。

この例については、複数のサイトの写真で同じような葉を見たので、間違いないと思うが、もし間違いの時は教えてほしい。

クチナシという名前の由来は、その実が熟しても口を開かないための「口無し」とのこと。

くちなしの花言葉は「私は幸せ」だそうだ。

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