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2014.07.07 より

タネツケバナ [ハイキング]

リケジョとかいってもてはやしたSTAP細胞がピンチになっている。

万能細胞で一旦もてはやされ、その後、急転直下奈落に落とされたのは、たしか韓国の学者がそうだった。

だが、万能細胞という事から離れれば、自分には常温核融合の研究が思い起こされる。

あの研究でも、専門分野の常識を逸脱した結論に「それが本当なら私は学者をやめる」とか言った有名学者がいたとか。

今回も「現在までの科学的成果を愚弄している」(正確な言葉は知らないが、そういった意味)といった意見が投げかけられたという。

常温核融合については、日本でも有名な研究所で異常な発熱や中性子、ヘリウムの発生が確認されたというが、その後の再現試験では思うように再現されず、今やその研究がどうなったかも話題にならない。

STAP細胞の研究は辛辣な批判を受け、それに耐えられるような実験を重ねてきたはずだ。
常温核融合のような運命にならないよう祈るばかりである。

自分だって若い女性が理系でがんばって成果を上げてくれるのはうれしい。
くれぐれも研究所の予算を獲得するために発表を急いだなんて言わないでくれよ。

どうも行政改革で国立の大学や研究所が独立行政法人なる名称になったあたりから何か危うい気がしてならない。

国立大学の先生や研究者が保護された地位や権威に安住し、成果も上げないのに無駄飯を食っている状況を改革するということには原則的に賛成だが、資金を集めるのも研究者の才覚とばかり、危うい研究に手を出し、派手なパフォーマンスをやるのも民営感覚と、研究者の本分を逸脱している面が見られると思うのは自分だけだろうか。

何事にも正と負の面が裏表にある。
頑固に信念を貫くことが大切だ。

といって、「STAP細胞」が危ういと決めつけてはいない。

万能細胞についての原理がまだ分かっていない以上、可能性としては当然ある。

「パイウォーター」や「マイナスイオン」と一緒にするつもりはない。


種漬花

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タネツケバナ3.jpg


前の公園の側溝の中に生えて咲いていた。

この公園には例のかわいそうな名前の「オオイヌノフグリ」が一面に咲き出してきたが、
あとは「ノゲシ」がポツポツとあるだけで、群生してはいない。

この花は側溝の中ではあるけれど一応まとまって咲いていた。

「広島の山野草」の文言をそのまま借用すると

春の水田や湿地に普通に見られる。この花が咲くとイネの種籾を水に漬けて種まきの準備が始まることから付けられた名前である。

以上の作業は苗代を作って苗を育てていた時代のことだ。

自分らの子供時代のことで、田植機の時代に苗代はない。

それにしても周りに田んぼは全くないが、側溝の土が田んぼ代わりか、確かに似ているかもしれん。

昨日はちらちらと白いものが舞うような天気だったが、今日は寒いものの朝から晴れている。
明日頃からようやく春の陽気になるという。
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