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2014.07.07 より

リーゼガング現象(Liesegang phenomenon) 初期濃度の影響 その2 [リーゼガング現象]

昨日は日中、久しぶりに青空が澄んでいた。

夜になっても星空がきれいだった。

星の観測にはもってこいだったが、疲労が溜まっていたのと健診の後遺症で腹具合が悪く、断念した。



リーゼガング現象 初期濃度の影響 その2
Liesegang phenomenon The effect of the initial concentration No.2


ゲル・溶液界面を原点として、沈殿各層までの距離を測る。

ゲル・溶液界面が凹んでいる場合はその底の部分を基点とする。

層は厚みがあり、その厚みは一様ではないので、層のどの部分を計るかが問題だが、今回は上部と下部を計り.その平均(中心部)とした。

層がばらけている場合は目分量で中心部を測った。

ここで

n : 層番号
Xn : 原点(溶液層とゲル層の界面)からの距離(mm)
⊿Xn = Xn+1 -Xn


各試験管の画像を横にして比較した。

20140421_①~⑥横倒し図縮.jpg


測定値

①~⑥測定値縮.jpg


今までに確認された主要なリーゼガング現象の法則性によれば

⊿Xn/Xn =一定

⊿Xn+1/⊿Xn =一定

となるはずである。

そして、これから

Log(Xn) =Log(X1)+(n-1)K・・・・Kは定数

となる?

もちろん、周期的な縞模様を描いているように見える例でも、この法則に合わないものも多くある。

このリン酸カルシウムの生成においてはほぼこの法則性の枠内にあるといえる。

また、この法則性においては縞模様生成時間も一定の法則性があるのだが、時間についてはタイミングの確認が困難であるので、当面は除外している。

何かいい方法があれば挑戦したいが。

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