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2014.07.07 より

センニンソウ [ハイキング]

広島の土砂崩れ災害の際、市からの「避難勧告」が災害発生後だったことが問題になり、今朝もテレビで採り上げ論議していた。

雨の予測すら正確には無理な現状で、それが土砂崩れを引き起こすか否かを判断するのは非常に難しいと思う。

たしかに同一地域で同時多発的に災害が発生したということは、偶然的な不運ではなく、一定の条件の下での必然だったのだろうが。

しかし、「避難勧告」や「避難指示」を出したところで、事前の訓練や予行演習もなく、しかも真夜中であればスムースに安全に遂行できるかどうかは未知数だ。

もっと前に避難するべきだとの声もある。

だが、そういう状態ではなかなか「避難勧告」に応じない人が多いだろう。

そこで、「率先避難者」を要請する取り組みをしている自治体があるそうだ。

周辺に避難を呼びかけつつ、自分が率先して避難する人。

実際に避難しようとしている人に呼びかけられれば、それなら自分もということになるというわけだ。

何だか「沈没船ジョーク」の日本人の項みたいだ。

沈みゆく船から乗客を海に飛び込ませる、国別の殺し文句。

日本人向けは「皆さん飛び込んでますよ!」となっている。

今日の「朝日新聞」の「いわせてもらおう」には、高台にある避難所には二人とも行けそうにもない老夫婦がいざというときの落ち合う場所を決めておこうということで、妻の問いに夫が「あの世かな」。

ブラックユーモアが大好きな自分は、勿論「座布団一枚!」。


仙人草

“花が終わると花柱が伸び、白い羽毛状になる、これを仙人の髭に例えたとも言われている。道端や林縁など日当たりのいい場所に普通に生える蔓性の半低木。”(広島の山野草)

センニン(仙人)などと名が付けば高山植物かと思うが、実際の花は泥臭い。

夏が終わったこの季節、道路端でよく見るが、あまり熱心に見ていなかったので、クサギの花かと思っていた。

よく考えればクサギははっきりした木であるし、花びらの数も5枚だが、これは4枚(花びらに見えるが、実は萼片だそうだ)。

この花の茎を見ると草と木の中間みたいで、ツタのように這っている。

クサギとは全く違う。

思い込みの強さにも困ったものだ。

何の気なしに見れば泥臭いが、花の一つ一つはきれいだ。

下の写真3枚は二河川の河川敷でのもの。

P9027958センニンソウ1縮.jpg

P9027961センニンソウ2縮.jpg

P9027962センニンソウ3縮.jpg


次の写真はウォーキング途中の墓地の崖に生えているもの。

P9068113センニンソウ4縮.jpg
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