SSブログ
2014.07.07 より

北極星周りの銀河たち M81・M82・NGC3077   galaxy [天体]

天体撮影基地である家の裏庭の視界は、ギリギリ南東から北にかけてに限られる。

西側は全くだめで、南側は高度40°以上が必要だ。

その点、M81・M82は北極星近くにあるからとらえやすい。

といっても、北極星の(向かって)左側にあるときは無理で、右側の時がいいが、今がチャンスなのだ。

でも隣家のベランダにある裸電球が直接差し込むので、そのままでは望遠鏡に光が入ってしまう。

以前は裸電球が消された深夜に撮っていたのだが、それでは時間に制約があるし、夜中に電球がつけられることもあって失敗も多い。

そこで洗濯の物干し支柱を使ってベニヤで簡単なスクリーンを作り、望遠鏡に直射光が当たらないようにした。

完全ではないがかなりうまい方法だ(自画自賛)。

前回と違いソニーのカメラなので、うまく映ることを期待した。

N3868~3997(130)加平レ・トリ周減・カブリ・ト3回縮.jpg


上の写真をトリミングする。

M81デジ回.jpg


M82デジ回.jpg



特にM81の周辺の淡い部分はうまく撮れている。

さすがだ(カメラが・・・(^_^)v)。

今まで、もう一つだったのは、望遠鏡が原因というよりカメラだったのだとつくづく思う。

もちろんそうなると、次はいい望遠鏡だとどうなるかを考えてしまうのだが。

前回、撮ったときにM82にはっきりと超新星が映っていた。

今回のものには見あたらないか、もしくはほんのかすかなものになっている。

あれからもう1年だものと思うが、大宇宙から見れば1年なんぞはほんの一瞬とも思う。


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。