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2014.07.07 より

寒天ゲル中の炭酸カルシウムの結晶生成 その3 [ゲル中結晶]

今日は朝から時々陽が差す、まあまあいい天気。

だが寒いのは寒い。

午前中墓参り。

それから、梅の木峠に梅の花見に行った。

近所の紅梅はもう咲いているので、少し高いところだが、咲いているだろうと思ったが、ちょっと早かった感じ。

それでも咲いている木はあった。

梅林の斜面を歩いていると、白いものがちらちら。

これは奥の方はかなり降っているかも。

ニュースでは北朝鮮のロケットと台湾地震でのビル倒壊。

ロケットは後できちんとまとめてニュースにしてくれればいい。逐一報告はいらない。

ビル倒壊は他人事ではない。日本でも基礎の杭の偽装が発覚したばかり。


さて、表題の炭カルの結晶。

前2回の続きだが、今度は塩化アンモニウムおよび塩化マグネシウムの増量効果を見る実験。

・・・・・なわけだが、それぞれ前回までで、結晶の大きさにプラス効果があまりなかったことを確認しているので、この項はいわば無意味になっている。

しかし、やったものはしようがない。

まとめるものは粛々とまとめる。


実験 9 寒天 0.3% ゲル、塩化アンモニウム 0.32M

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実験 10 寒天 0.1%+ゼラチン2% ゲル、塩化アンモニウム 0.32M

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実験 11 寒天 0.3% ゲル、塩化マグネシウム 0.32M

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実験 12 寒天 0.1%+ゼラチン2% ゲル、塩化マグネシウム 0.32M

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塩化アンモニウム、塩化マグネシウムの増量効果はなかった。むしろマイナス効果かもしれん。

その他は基本的に同じ結果

寒天濃度は低い方が小さい結晶。

塩化マグネシウムが共存すると、小さい球晶が主となる。

しかし、球晶は不思議だなあ。

塩化マグネシウムを入れないときも一部球晶は出来ていたけれど、いったいどういう原因なんだろう。

炭酸カルシウムの結晶には、方解石、霰(あられ)石、バテライトがあるが、球晶はバテライトだとしている本がある。

確かめるにはX線解析で原子間距離などを測定する必要があるが、当然当方にそんなことが出来るわけもなく、えらい学者がアドバイスしてくれるわけでもなく、まっ、なりゆきだな。
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