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2014.07.07 より

わし星雲 M16 [天体]

今朝は雨の音で目が覚めた。

かなり強い雨だ。

梅雨だからこんな日もあるんだろうが、関東では水不足だというからそっちの方でも降ってもらいたい。

今年は暖冬で、山の積雪が少なかったことが要因のようだ。

大野城への往復で疲れが出て歯茎が腫れてしまったが、この2,3日で少し持ち直してきた。

今は日が差してきた。

今週は天候が許せば松の剪定など最低限の庭仕事をせねばならない。

そして、憂鬱な健康診断も・・・。



さて、M16わし星雲

10日に干潟星雲を撮ったあとに、撮った。

干潟星雲と比べるとちょっと上の方(北)にある。

南中が少しだけ遅いのでこの順番にしたのだ。

とにかく、晴れてる間にたとえ短時間でも多く撮りたい。

わし星雲は、へび座に位置する散開星団と散光星雲の複合した天体だ。

地球から5500光年の距離にある。

散開星団の背景に散光星雲が広がっており、メシエカタログのM16とは散開星団の方に付けられた番号である。

散光星雲にはIC4703という番号が付けられている。

あとからわかったことだが、幸いなことにこれを撮っている間は雲が広がらず、ほぼもくろみ通り撮ることができた。

IMG2725~2777(50)加平レ・ト2r・ネビュラ・トbtx.jpg



全体としてわしが羽を広げているイメージとのことでこの名(愛称)がついているらしい。

この写真中心部をトリミングして拡大すると

IMG2725~2777(50)加平レ・ト2r・ネビュラ・トbトリ.jpg



星雲の中心に暗黒星雲による模様があるが、この部分を大きな望遠鏡で見ると独特な形であることがわかる。

この暗黒星雲を、ハッブル宇宙望遠鏡が最近再び撮った写真がある。

ハッブル画像(2014).jpg



この暗黒星雲はガスやチリでできた巨大な柱だが、その柱の先端からさらに細い分子雲が伸びており、その先端に生まれたばかりの星が隠されている様子がはっきりと捉えられている・・・そうだ。この暗黒星雲は「創造の柱」(Pillars of Creation )と名付けられているそうで、ネットで見ればあちこちで引用されている。

星の誕生などと聞けばロマンいっぱいだが、自分にとってはどうしてこれが誕生の瞬間かなどは分からない。

それを聞いて、「へー」と思うくらいだが、あのハッブル宇宙望遠鏡や地上の大望遠鏡で写した写真と、我が家からこの望遠鏡で写した写真が同じ絵であることが感動ものだ。

たとえ解像度は比べものにならないにしてもだ。

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