2014.07.07 より
鬼ノ城 [遠出]
11日の同窓会の前に、もう恒例となったハイキングに参加した。
同窓会の会場がある総社市の鬼ノ城山だ。
このあたりでボランティアガイドなどをしている、同窓生仲間の案内で参加させてもらうことになった。
もう古希となる身、腰が痛いやらふらつくやらでとても元気とはいえないが、自覚する以上に外見は頼りなく見えるらしい。
自分の姿が映る記念写真を見るといつもげんなりして、落ち込むのだ。
それはさておき、鬼ノ城とは白村江での大敗を受けて急遽築造されたという朝鮮式山城で、太宰府に隣接する大野城や国境の島・対馬にある金田城と同じ趣旨の城(城壁)だ。
全国各地にあるらしい。
大野城や金田城には行ってきて、このブログにも載せたんだが、これらは日本書紀などの文献にもあり、万葉集にも関連の歌が載っている。
百済の軍人が指揮して築造されたとされている。
鬼ノ城にはそのようなはっきりした文献はなさそうだが、規模は少し小さいものの構造や立地は類似しており、同類の城なんだろう。
まあそれでもこれだけのものを広範囲に急遽作るとは、唐の軍事力によっぽどたまげたのか、焦っていたんだろうな。
この鬼ノ城には「ビジターセンター」なるものも作られており、観光とかレジャーに売り出そうとしているようだ。
この施設には山城に関するちょっとした展示もされている。
ビジターセンターから出発する防塁を巡る一週コースは、遊歩道になっており、その半分近くにきれいな舗装がなされていた。
さて反時計回りで出発すると最初に見えるのが西門
左側に角楼と言われる城壁がある。
門の建物は想像か現代風にアレンジしたもののようで、軒下にある奇妙なデザインの飾りは藤ノ木古墳や近隣の古墳から出土したデザインから着想した創造物とのことだ。
この付近からの総社市内。
ずっと先に見える海は水島付近
次は南門
そして東門
その先の「屏風折れの石垣」といわれる城壁
この付近からの紅葉。
さらに出発地点に帰る途中にある北門
北向きはほとんど展望はない。
防塁の内側に建物跡の礎石があると言うが、今回は行かなかった。
大野城や金田城には多くの礎石や防人住居跡とされている遺構もあったが、鬼ノ城はどうだったんだろう?
もうちょっと歩き回らねば分からないかな。
まあ、お天気もよかったしハイキングにはいいかな。
ハイキングと言ったが、総社市の出しているハイキング地図にはその周辺を含む広範な一帯がハイキングコースとなっており、我々が歩いたところは単なる「散策コース」なんだがね。
同窓会の会場がある総社市の鬼ノ城山だ。
このあたりでボランティアガイドなどをしている、同窓生仲間の案内で参加させてもらうことになった。
もう古希となる身、腰が痛いやらふらつくやらでとても元気とはいえないが、自覚する以上に外見は頼りなく見えるらしい。
自分の姿が映る記念写真を見るといつもげんなりして、落ち込むのだ。
それはさておき、鬼ノ城とは白村江での大敗を受けて急遽築造されたという朝鮮式山城で、太宰府に隣接する大野城や国境の島・対馬にある金田城と同じ趣旨の城(城壁)だ。
全国各地にあるらしい。
大野城や金田城には行ってきて、このブログにも載せたんだが、これらは日本書紀などの文献にもあり、万葉集にも関連の歌が載っている。
百済の軍人が指揮して築造されたとされている。
鬼ノ城にはそのようなはっきりした文献はなさそうだが、規模は少し小さいものの構造や立地は類似しており、同類の城なんだろう。
まあそれでもこれだけのものを広範囲に急遽作るとは、唐の軍事力によっぽどたまげたのか、焦っていたんだろうな。
この鬼ノ城には「ビジターセンター」なるものも作られており、観光とかレジャーに売り出そうとしているようだ。
この施設には山城に関するちょっとした展示もされている。
ビジターセンターから出発する防塁を巡る一週コースは、遊歩道になっており、その半分近くにきれいな舗装がなされていた。
さて反時計回りで出発すると最初に見えるのが西門
左側に角楼と言われる城壁がある。
門の建物は想像か現代風にアレンジしたもののようで、軒下にある奇妙なデザインの飾りは藤ノ木古墳や近隣の古墳から出土したデザインから着想した創造物とのことだ。
この付近からの総社市内。
ずっと先に見える海は水島付近
次は南門
そして東門
その先の「屏風折れの石垣」といわれる城壁
この付近からの紅葉。
さらに出発地点に帰る途中にある北門
北向きはほとんど展望はない。
防塁の内側に建物跡の礎石があると言うが、今回は行かなかった。
大野城や金田城には多くの礎石や防人住居跡とされている遺構もあったが、鬼ノ城はどうだったんだろう?
もうちょっと歩き回らねば分からないかな。
まあ、お天気もよかったしハイキングにはいいかな。
ハイキングと言ったが、総社市の出しているハイキング地図にはその周辺を含む広範な一帯がハイキングコースとなっており、我々が歩いたところは単なる「散策コース」なんだがね。
2017-11-16 10:21