SSブログ
2014.07.07 より

沃化鉛 リーゼガング現象? OR ”もどき”、それとも単なる失敗? [リーゼガング現象]

沃化鉛は美しい結晶だ。

結晶が形成してまもないころは黄金色に輝く。

しばらく経つと輝きは少し色あせるが、それでも美しい。

もちろんほかにも美しい結晶はあろうが、当方としては金や銀系などは少し高価で手が出ない。


リーゼガング現象として一番有名な結晶は元祖リーゼガングさんが発表した「クロム酸銀」だが、これも美しい結晶だ。

しかし、自分で作ったことはないが、写真で見る限り、沃化鉛と比べるとかなり小ぶりのようだ。

リーゼガング現象とは、大雑把な言い方をすれば、結晶形成位置の確率に関係していると思う。

だから結晶がでかく、粒が少ないと、結晶出現位置が統計的になりにくいんじゃないかと思う。


で、以下が沃化鉛の次第だ。

17308_191226合成_71_06.jpg


DSC04312_71_06.JPG


DSC01687明・コン・ト.jpg



仕込みから約1ヶ月後のものと約2年のもの。

”2年”というのは要するにほっといたからだが・・・[わーい(嬉しい顔)]

そのため、結晶が少し下がっている。


何だか結晶の密度が周期的なっているように見えなくもない。

どうなんだろうね。

それと2年経過したものには硅酸ゲルにらせん状の亀裂ができている。

それは、先に載せた塩化鉛にもはっきりできているのが見える。

このらせんはリーゼガング現象と関係があるやいなや。

これも継続して追ってみようと思う。

久々の「リーゼガング現象」 No3 ・・・リン酸水素マグネシウム [リーゼガング現象]

一昨日、昨日に載せたものと同様、'17年に実施し、終了したものである。

同マンガン塩と同様、仕込みから、約5ヶ月後に撮影したもの。

170816_39_72_2.jpg


170816_39_72_2トリ.jpg



カルシウム塩のようにくっきりした典型的な層にはならないが、明確なリーゼガング形が現れた。

何回か実施してきたカルシウム塩で明らかだが、ゲル成分、上下の成分濃度が類似していても全く同じ形状になるわけではない。

温度や容器の形状(直径や長さが影響しているのかもしれない。

他愛ないことかもしれないが、研究しようと思えばいろいろ出てくる。

ただ、その意欲が萎えつつあるのが無念。

年齢?・・・体力?・・・ちょっと情けない。


久々の「リーゼガング現象」 No2 ・・・リン酸水素マンガン [リーゼガング現象]

昨日載せたものと同様、'17年に実施し、終了したものである。

以下は仕込みから、約5ヶ月後に撮影したもの。

170816_33_No72_5.jpg


170816_33_No72_5トリ.jpg



写真ではよく分からないが、結晶(沈殿)の色はマンガンらしく、淡いピンクだ。

カルシウム塩では典型的な層を形成するが、マンガンでもそれに準じた形状を示す。

久々の「リーゼガング現象」・・・塩化鉛 [リーゼガング現象]

いやあ、やりかけの実験や試験管など見るのもイヤになるという、重症のスランプになって、写真もデータも放りっぱなしだった。

でもこれではいかんと、立ち直らねばと、意欲が戻ったわけではないけれど実験を再開する。

何というか、言いたくはないけれど、先が見えてきた気がするんだ。

頭が回らなくなってきた。

以前、「猫は3秒しか覚えていられない」と言った専門家が居たと記憶するが、自分もそれに近づいている。

ちなみに「猫の記憶は3秒」という説には同意できない。

近所を徘徊する我がライバルの猫族は、物覚えがすごくいい。

頭より衰えが顕著なのは体だ。肉体だ。

運転免許で言えば75歳が当面のメルクマールだ。

当然、この75歳が当面の目標だ。

スランプだの何だの言って、無為に過ごす余裕はないのだ。


今回載せる「塩化鉛」は'17年にやって、かろうじて写真だけ撮って、放ってあったものだ。


写真は開始後、1ヶ月後のもの

DSC04315No71_08.JPG


DSC04315No71_08トリ.jpg



ゲル層は硅酸である。

それ以前は何回かゼラチンで行っているが、1回を除いてリーゼガング環は形成されなかった。

それも間隔が不規則のものだった。

硅酸ゲルの方がゼラチンや寒天に比べ、無機塩の結晶ができやすく、形が整いやすい傾向があるように見える。

今回リーゼガング環がかなり規則性を持って形成されたのは、そのせいかもしれない。


ニュージーランド 7月の天の川 [天体]

ニュージーランドは2回目だ。

前回は2月で、ちょうど夏の終わりというところだった。

通常の観光的にはいい季節だ。

寒い日本の冬を脱出して、暖かい夏のニュージーランドと聞いただけでわくわくする。

しかし、天の川見物の最盛期は日本では夏、ニュージーランドでは冬と言われている。

夜中の真上に天の川中心部がかかるからだ。

そこで7月に行ってみることにしたわけだ。

結果的には成功というわけにはいかなかった。

ある程度日数に余裕を持たせたつもりだったが、夜空を見るには天候が悪く、テカポの3日のうち1晩しか見れなかった。

それも、寒いのはもちろんだが、風が強くて一層身にこたえた。

ちょっと風に対する備えが足りなかった。

もうちょっと場所を変えて撮れば良かったんだが、定番の「善き羊飼いの教会」そばで撮ってるうちに体が固まってしまって、あえなく撤収してしまった。

その後にはいい機会は訪れず、まあ以下のような写真になってしまったというわけだ。

DSC00913・ステラt2.jpg


DSC00918・ステラ2t2.jpg


DSC00927・ステラt2.jpg


DSC00889明+1歪周50明+1歪周50t2.jpg


DSC00895・ステラt2.jpg


DSC00896・ステラt.jpg


DSC00908・ステラt.jpg


DSC00909・ステラt.jpg



昨日、野呂山の天の川を載せたが、それと比べると写真の上下がひっくり返っている。

天球儀を見ると、何故ひっくり返るかよく分かる。

方向音痴の俺にも・・・。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。