2014.07.07 より
“天の川”って何だ? 野呂山から見た天の川 [天体]
“天の川”って何だ? 野呂山から見た天の川
“天の川”の実体は地球から、太陽系が属する「銀河」の星々が密集して見える部分だ。
この銀河、子供の頃「銀河系」と教わったような???
子供の頃、身の回りの事物の大きさを拡大していくとき・・・・
→ 日本 → 地球 → 太陽系 → 銀河系 → 宇宙
っていう感じだったかな。日本は余分だけど・・子供だから
今は少し、呼び名が違ってきている。
銀河系は、無数にある銀河のうちの一つの銀河に過ぎないから「天の川銀河」と呼ぶらしい。
そしてそれ以外の銀河を“系外銀河”と呼ぶ。
ちなみにお隣の系外銀河である「アンドロメダ銀河」は、以前には、“アンドロメダ星雲”と呼ばれていた。
要するに銀河とか星雲だとかの区別があまりできなくて、普通の恒星とは違って、ぼーっと滲んで見える天体としてごっちゃになっていたんだ。
今は大きな望遠鏡がいっぱいあって、宇宙望遠鏡もある。
天の川銀河以外の系外銀河中の星々も観察できるようになっている。
いらんことだが、この呼び名の変遷で“星雲”というネーミングがなんだかおかしい。
典型的な星雲は、星間に漂っているガスやチリに近くの恒星から強烈な光線が当たり輝いているものだが・・・、だから実体はガスやチリなんだ。
だから“星雲”といっても星ではない。遠くの星が密集して雲のように見えるからでもない。そういうものは銀河とか星団という名前になったから・・・。
さて、“天の川”の話に戻るが、我々の属している銀河がなぜあのような形に見えるのか。
この辺が意外と難しい。
難しい理由は自分の方向音痴にあるとも言える。
自分はインターチェンジで高速道から一般道に下りる際、必ずと言っていいほど頭の中の方角と実際の方角が真逆になるのだ。
弧を描く連絡道を通る際、方向感覚が逆転するらしい。
そんなことはどうでもいい。どうでもいいが、天の川がどうしてあのように見えるのかが、直感的に言えないし、感じられないので気持ちが悪いままなのだ。
我々はやや端っこではあるものの。天の川銀河の内側にいる。
天の川銀河は平板でレンズ状の形をしている。
だからレンズ面に平行に眺めれば厚みがあるので濃く見えるが、逆に直角方向を見れば比較的まばらな星々が見えることになる。
レンズ面に平行に眺めたときの星々の密集状況がいわゆる「天の川」だが、レンズ面に平行に中心部を眺めれば最も濃い面を見ることになり、同じように平行方向でも中心から逆方向を眺めれば比較的薄い部分を見ることになる。
これが季節によって「天の川」の形が異なるゆえんだ。
こうしてレンズの厚さが「天の川」の川幅になっている。
こんな、いかにも知ったげなことを書いているが、自分を無理矢理納得させるためだけで、銀河を思い描いて・・・、地球の自転を重ねて・・・、フムフムと納得がいっているわけではない。
悲しいことだが・・・。
こういうこともあって、この半年のうちに天球儀を3個も買ってしまった。
最後に買ったヤツは少し高価なもので、無駄遣いではあるが思い切って買ってしまった。
透視天球儀というヤツで、天球面が透明で中に地球儀が見える。
地表面から見上げた星や天の川の位置がイメージしやすいのだ。
この天球儀でイメージすると分かりやすいが、天の川を見るのも南半球の方がいいらしい。
天の川銀河中心部(いて座のあたり)が真上に見えるからだ。
さて、昨年7月にはまたまた、ニュージーランドに天の川見物 に出かけた。
そういう予定があったので、地元での天の川も撮影しておこうと思い、5月に野呂ロッジに泊まり、夜中に天の川を撮影した。
さすがにニュージーランドのようなくっきりした天の川とはならないが、それなりに撮れた。
蒲刈島諸島とそれを繋ぐ橋の灯りも美しい。
こういう絵を見ると我々が銀河の一員であることを実感させられる。
“天の川”の実体は地球から、太陽系が属する「銀河」の星々が密集して見える部分だ。
この銀河、子供の頃「銀河系」と教わったような???
子供の頃、身の回りの事物の大きさを拡大していくとき・・・・
→ 日本 → 地球 → 太陽系 → 銀河系 → 宇宙
っていう感じだったかな。日本は余分だけど・・子供だから
今は少し、呼び名が違ってきている。
銀河系は、無数にある銀河のうちの一つの銀河に過ぎないから「天の川銀河」と呼ぶらしい。
そしてそれ以外の銀河を“系外銀河”と呼ぶ。
ちなみにお隣の系外銀河である「アンドロメダ銀河」は、以前には、“アンドロメダ星雲”と呼ばれていた。
要するに銀河とか星雲だとかの区別があまりできなくて、普通の恒星とは違って、ぼーっと滲んで見える天体としてごっちゃになっていたんだ。
今は大きな望遠鏡がいっぱいあって、宇宙望遠鏡もある。
天の川銀河以外の系外銀河中の星々も観察できるようになっている。
いらんことだが、この呼び名の変遷で“星雲”というネーミングがなんだかおかしい。
典型的な星雲は、星間に漂っているガスやチリに近くの恒星から強烈な光線が当たり輝いているものだが・・・、だから実体はガスやチリなんだ。
だから“星雲”といっても星ではない。遠くの星が密集して雲のように見えるからでもない。そういうものは銀河とか星団という名前になったから・・・。
さて、“天の川”の話に戻るが、我々の属している銀河がなぜあのような形に見えるのか。
この辺が意外と難しい。
難しい理由は自分の方向音痴にあるとも言える。
自分はインターチェンジで高速道から一般道に下りる際、必ずと言っていいほど頭の中の方角と実際の方角が真逆になるのだ。
弧を描く連絡道を通る際、方向感覚が逆転するらしい。
そんなことはどうでもいい。どうでもいいが、天の川がどうしてあのように見えるのかが、直感的に言えないし、感じられないので気持ちが悪いままなのだ。
我々はやや端っこではあるものの。天の川銀河の内側にいる。
天の川銀河は平板でレンズ状の形をしている。
だからレンズ面に平行に眺めれば厚みがあるので濃く見えるが、逆に直角方向を見れば比較的まばらな星々が見えることになる。
レンズ面に平行に眺めたときの星々の密集状況がいわゆる「天の川」だが、レンズ面に平行に中心部を眺めれば最も濃い面を見ることになり、同じように平行方向でも中心から逆方向を眺めれば比較的薄い部分を見ることになる。
これが季節によって「天の川」の形が異なるゆえんだ。
こうしてレンズの厚さが「天の川」の川幅になっている。
こんな、いかにも知ったげなことを書いているが、自分を無理矢理納得させるためだけで、銀河を思い描いて・・・、地球の自転を重ねて・・・、フムフムと納得がいっているわけではない。
悲しいことだが・・・。
こういうこともあって、この半年のうちに天球儀を3個も買ってしまった。
最後に買ったヤツは少し高価なもので、無駄遣いではあるが思い切って買ってしまった。
透視天球儀というヤツで、天球面が透明で中に地球儀が見える。
地表面から見上げた星や天の川の位置がイメージしやすいのだ。
この天球儀でイメージすると分かりやすいが、天の川を見るのも南半球の方がいいらしい。
天の川銀河中心部(いて座のあたり)が真上に見えるからだ。
さて、昨年7月にはまたまた、ニュージーランドに天の川見物 に出かけた。
そういう予定があったので、地元での天の川も撮影しておこうと思い、5月に野呂ロッジに泊まり、夜中に天の川を撮影した。
さすがにニュージーランドのようなくっきりした天の川とはならないが、それなりに撮れた。
蒲刈島諸島とそれを繋ぐ橋の灯りも美しい。
こういう絵を見ると我々が銀河の一員であることを実感させられる。
2020-01-07 15:29
2020年初日の出 [休山]
え~っと・・・改めて振り返ると、去年4月から更新してなかった。
なんで・・?
ものを書いたり、写真を撮ってブログに上げたりすることって、やはりモチベーションとも言うべきものがいるし、その結果を見て何らかの満足を得るものがいる。
もちろんこのブログを見た実際の第三者が評価してくれることが一番だろうが、そうでなくても仮想の第三者が見てくれていると想像(妄想?)して自己満足を得るのである。
その自己満足すら得られなくなるとブログを上げる気力が無くなる。
ブログだけではない。
写真やら、写真を撮るための山歩きやら、諸々の実験やらも'19年ほぼまるまる手につかなかった。
今日、パソコンに向かって原稿を書いている。
これで、暗黒のようなスランプ?から抜け出られればいいのだが、とにかくあがいてみる。
2020年元旦、初日の出
例年のように休山山頂から写真を撮る。
このときばかりは息子一家を含め、家族全員がそろう。
孫も小学2年になっているから、ただ連れてこられているだけでなく、自分の興味を発するようになっている。
今年の日の出は、日の出の位置にちょうど座布団のような黒い雲がかぶさり、日の出はその上となった。
去年と比べると5~6分遅れというところか・・・。
去年は四国の山の稜線から出たんだけれど、そうはいつもうまくいかない。
下蒲刈島の向こう側にあたる黒雲の真下は暗い海山だけれど、四国の山の斜面付近が漏れた日の光で旭日模様となり、幻想的な雰囲気だ。
なんで・・?
ものを書いたり、写真を撮ってブログに上げたりすることって、やはりモチベーションとも言うべきものがいるし、その結果を見て何らかの満足を得るものがいる。
もちろんこのブログを見た実際の第三者が評価してくれることが一番だろうが、そうでなくても仮想の第三者が見てくれていると想像(妄想?)して自己満足を得るのである。
その自己満足すら得られなくなるとブログを上げる気力が無くなる。
ブログだけではない。
写真やら、写真を撮るための山歩きやら、諸々の実験やらも'19年ほぼまるまる手につかなかった。
今日、パソコンに向かって原稿を書いている。
これで、暗黒のようなスランプ?から抜け出られればいいのだが、とにかくあがいてみる。
2020年元旦、初日の出
例年のように休山山頂から写真を撮る。
このときばかりは息子一家を含め、家族全員がそろう。
孫も小学2年になっているから、ただ連れてこられているだけでなく、自分の興味を発するようになっている。
今年の日の出は、日の出の位置にちょうど座布団のような黒い雲がかぶさり、日の出はその上となった。
去年と比べると5~6分遅れというところか・・・。
去年は四国の山の稜線から出たんだけれど、そうはいつもうまくいかない。
下蒲刈島の向こう側にあたる黒雲の真下は暗い海山だけれど、四国の山の斜面付近が漏れた日の光で旭日模様となり、幻想的な雰囲気だ。
2020-01-06 16:33
オーロラのスライドショー [オーロラ]
肌寒いが、春爛漫というところだな。
桜満開で、入学・入社シーズンで。
盛り上げという点では、いいときに改元名を発表したもんだな。
令和
初めてこの熟語を打ち込む。
もちろん、熟語変換はない。
普段、元号を使わず、やむを得ないときにはいちいち確認しなければならない自分だが、ミーハーなのでこういうときには、つい乗せられてしまう。
この「令和」、自分的には「令」がつい「冷」に重なり、なんだか冷たく感じてしまう。
他の人、特に「知識人」はそうでないかもしれない。
出典は万葉集からということで、はじめて中国から離れたことが強調されたが、早速、中国サイドから後漢の詩に似たようなものがあると例を挙げてきた。
万葉集より3百年ぐらい古い。
まあ、万葉集の時代の日本は、まだカタカナひらがなもできておらず、当時の知識人は漢文を勉強するほかなかっただろうから、パクリとまではいかなくても、“剽窃”に近いといわれても強く否定はできないんだろうな。
もっとも、古代の歌とか詩は、過去の有名なものを織り交ぜることは普通で、パクリとか剽窃ではなく、むしろ博識の証明だったんじゃなかろうか。
話はコロッと変わるが、
イエローナイフのオーロラをスライドショーにしたので、載せる。
画面には時間や、星の名前などの解説は書き込まなかったが、時系列にはなっている。
星が滲んでいるのは薄曇りの雲を通しているから。
あらためてみると、星が大きすぎるように見えるが、焦点が合っていないためではなく、露出が長いため、星周辺が過飽和になったため・・・であると思いたい。
選別するのではなく、ほぼすべて載せたのだが、それはそれで感動がよみがえるものだ。
自画自賛・・・・!
星の中で、特に目立って写っているのは、北斗七星、ベガ。
それよりも目立っているのは、意外にも“すばる”だ。
いい場面で、必ずといって、ちょこんと鎮座している。
それと、赤いオーロラが少ないなと思っていたんだが、スライドショーにして見るとけっこーはっきり写っていて、あらためて感動した。
桜満開で、入学・入社シーズンで。
盛り上げという点では、いいときに改元名を発表したもんだな。
令和
初めてこの熟語を打ち込む。
もちろん、熟語変換はない。
普段、元号を使わず、やむを得ないときにはいちいち確認しなければならない自分だが、ミーハーなのでこういうときには、つい乗せられてしまう。
この「令和」、自分的には「令」がつい「冷」に重なり、なんだか冷たく感じてしまう。
他の人、特に「知識人」はそうでないかもしれない。
出典は万葉集からということで、はじめて中国から離れたことが強調されたが、早速、中国サイドから後漢の詩に似たようなものがあると例を挙げてきた。
万葉集より3百年ぐらい古い。
まあ、万葉集の時代の日本は、まだカタカナひらがなもできておらず、当時の知識人は漢文を勉強するほかなかっただろうから、パクリとまではいかなくても、“剽窃”に近いといわれても強く否定はできないんだろうな。
もっとも、古代の歌とか詩は、過去の有名なものを織り交ぜることは普通で、パクリとか剽窃ではなく、むしろ博識の証明だったんじゃなかろうか。
話はコロッと変わるが、
イエローナイフのオーロラをスライドショーにしたので、載せる。
画面には時間や、星の名前などの解説は書き込まなかったが、時系列にはなっている。
星が滲んでいるのは薄曇りの雲を通しているから。
あらためてみると、星が大きすぎるように見えるが、焦点が合っていないためではなく、露出が長いため、星周辺が過飽和になったため・・・であると思いたい。
選別するのではなく、ほぼすべて載せたのだが、それはそれで感動がよみがえるものだ。
自画自賛・・・・!
星の中で、特に目立って写っているのは、北斗七星、ベガ。
それよりも目立っているのは、意外にも“すばる”だ。
いい場面で、必ずといって、ちょこんと鎮座している。
それと、赤いオーロラが少ないなと思っていたんだが、スライドショーにして見るとけっこーはっきり写っていて、あらためて感動した。
2019-04-03 09:22
2019 桜 満開 [庭の花]
今日は概ね晴れているが、肌寒い。
風が冷たいね。
テレビのお天気姉さんの決まり文句 「花冷え!」
それでも、家の前の公園の桜は“満開”だぁぁ~。
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿 だったっけ・・・。
この桜は家の前の道路中央ぐらいまでに枝を伸ばしているが、そういうことで毎年のように(馬鹿に)切られている。
だから、以前は左右に堂々としていたように見えていたが、今は隣のヒマラヤスギに押されて右側部分だけで小さくなっているように見える。
ヒマラヤスギは大きくなるばかりだが、誰もこれを切り縮めようとはしない。
不公平なもんだ。
それでも毎年、精一杯花を咲かしてくれる。
いじらしい。
庭に咲いているラッパ水仙の一種
真ん中の切り株はキンモクセイ
もう気の毒だったが、切ってしまった。
大きくなってくると世話が大変。
チューリップはあと一息
クリスマスローズは植木鉢から移し替えた。
これで、水やり忘れの心配なし。
風が冷たいね。
テレビのお天気姉さんの決まり文句 「花冷え!」
それでも、家の前の公園の桜は“満開”だぁぁ~。
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿 だったっけ・・・。
この桜は家の前の道路中央ぐらいまでに枝を伸ばしているが、そういうことで毎年のように(馬鹿に)切られている。
だから、以前は左右に堂々としていたように見えていたが、今は隣のヒマラヤスギに押されて右側部分だけで小さくなっているように見える。
ヒマラヤスギは大きくなるばかりだが、誰もこれを切り縮めようとはしない。
不公平なもんだ。
それでも毎年、精一杯花を咲かしてくれる。
いじらしい。
庭に咲いているラッパ水仙の一種
真ん中の切り株はキンモクセイ
もう気の毒だったが、切ってしまった。
大きくなってくると世話が大変。
チューリップはあと一息
クリスマスローズは植木鉢から移し替えた。
これで、水やり忘れの心配なし。
2019-04-02 16:32
2017年日食 スライドショー [天体]
もう早いもので、おととしのことになってしまったが、アメリカ・オレゴン州のコーバリスで日食を見た。
海外で日食見物は、もちろん初体験だったが、そもそも皆既日食自体が初体験だった。
子供時代に見た、あと一歩で“皆既”というレベルの部分日食が忘れられないでいたが、本当に幸運にもよく晴れ、ほぼ100%見ることができ、感激だった。
もちろん、このブログにも翌9月に5回にわたって載せている。
その後、NHKコズミックフロントでも取り上げていたので、その画像も拝借したりして、“日食再検証”と称したものを4月に載せた。
だが、本格的な機材やカメラを持ち込んでいたマニアやその道のプロたちから見れば子供だましだろうが、それなりに枚数を撮っていたので、これをいつか動画に!という願望があった。
何をどうしたところで、興味を持って見てくれるものは結局おのれしかないつうのは重々分かってはいるんだがね。
でも動画となると敷居が高い。それでphotoshopのスライドショーにすることにした。
まず2012年の金星太陽面通過をテーマに作ってみた。
小さな望遠レンズというだけでなく、撮影位置もかなり移動したので、位置が定まらず、何回手直ししても金星が太陽面を這いずり回るイメージだったんだが、一応できたことはできた。
それで、今回、気をよくして“2017日食”に取り組んでみたというわけだ。
画像処理した部分は、ちょっと冷や汗もんだが、むしろ太陽が欠けていくシーンの方が自分的にはぐっときた。
トライ&エラーで取り組んでいたときに、発見もあった。
コロナの線を強調しようとしていたところ、太陽の近くに星を見つけたんだ。
天文ソフトで見ると1等星の“レグルス”に間違いない。
それなら日食でレグルスを撮した写真があるに違いないと思い、探したところ「アストロアーツ」の写真家が撮したものがあった。
なんと美しい!! 打ちのめされる。
やはり赤道儀が要るなあ。そしたらカメラ動かす一手間が省ける。
そして自動シャッターにすれば、もう一台のカメラを使える。
そうすれば、撮影条件が変えられ、あんな美しい写真が撮れるかも・・・
海外で日食見物は、もちろん初体験だったが、そもそも皆既日食自体が初体験だった。
子供時代に見た、あと一歩で“皆既”というレベルの部分日食が忘れられないでいたが、本当に幸運にもよく晴れ、ほぼ100%見ることができ、感激だった。
もちろん、このブログにも翌9月に5回にわたって載せている。
その後、NHKコズミックフロントでも取り上げていたので、その画像も拝借したりして、“日食再検証”と称したものを4月に載せた。
だが、本格的な機材やカメラを持ち込んでいたマニアやその道のプロたちから見れば子供だましだろうが、それなりに枚数を撮っていたので、これをいつか動画に!という願望があった。
何をどうしたところで、興味を持って見てくれるものは結局おのれしかないつうのは重々分かってはいるんだがね。
でも動画となると敷居が高い。それでphotoshopのスライドショーにすることにした。
まず2012年の金星太陽面通過をテーマに作ってみた。
小さな望遠レンズというだけでなく、撮影位置もかなり移動したので、位置が定まらず、何回手直ししても金星が太陽面を這いずり回るイメージだったんだが、一応できたことはできた。
それで、今回、気をよくして“2017日食”に取り組んでみたというわけだ。
画像処理した部分は、ちょっと冷や汗もんだが、むしろ太陽が欠けていくシーンの方が自分的にはぐっときた。
トライ&エラーで取り組んでいたときに、発見もあった。
コロナの線を強調しようとしていたところ、太陽の近くに星を見つけたんだ。
天文ソフトで見ると1等星の“レグルス”に間違いない。
それなら日食でレグルスを撮した写真があるに違いないと思い、探したところ「アストロアーツ」の写真家が撮したものがあった。
なんと美しい!! 打ちのめされる。
やはり赤道儀が要るなあ。そしたらカメラ動かす一手間が省ける。
そして自動シャッターにすれば、もう一台のカメラを使える。
そうすれば、撮影条件が変えられ、あんな美しい写真が撮れるかも・・・
2019-02-20 15:47