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2014.07.07 より

ニュージーランドの星空 その1 [天体]

念願だったニュージーランドに行ってきた。

“念願?”といってもニュージーランドのこと、ほとんど知らないのに・・・。

要するに星を見るためだ。

あの、ツァー広告によく出ている絵に描いたような天の川ね。

ほかのことはよく知らないから、星見見物の日数が長いツァーを選んで申し込んだ。

それが功を奏したのか、ほぼ希望通りの星空を見ることができた。

あの天の川の絵はそれほど誇張ではなかったんだ!

(多少、誇張はあるがね・・・・)

日本でも見られる場所もあって、それを知らないだけかもしれないけど・・・

まず、テカポ湖

星見ツァーのオプションで連れて行ってもらったところはまさに満天の星空。

事前に天文ソフトで何回も下見していたが、本当にその通りで驚いた。

その場所にはガイドの会社が望遠鏡を2機備えていて、そのうちの一つでω星団を見せてもらった。

写真では見ていたが、リアルタイムでそのとおりの実物を見て、その形のきれいさに感動!

ガイドの人はその場で“自分で写真を撮りたい人は勝手に撮って!”と言ってはいたんだが、他の大勢の参加者(10人以上)が、ガイドの説明にいちいち感嘆の声(テレビ通販のサクラの女性みたい)を上げている中でカメラは構えられない。

液晶の光や懐中電灯に注意しつつ・・・、それだけの度胸も経験もない。

星見ツァーから帰って、ホテルの近く(テカポ湖湖畔)で、写真を撮った。

そこは道路の近くで、車のヘッドライトもあり、星見見物の場所と比べれば相当悪いが、それでもまあまあだ。

180215 テカポ湖畔南方向TX.jpg


180215 テカポ湖畔北方向TX.jpg



翌日の夜もテカポにいたので、今度は改造カメラで撮ってみた。

改造カメラにての南十字星付近.jpg



その日は、前日に比べると雲が出ていて、星が隠れたり、薄い雲を通してみるような状況であまりいい条件でなく、途中で打ち切ってしまった。

しかし、結果から言えば、明け方近くまで粘れば絶好の条件だったようだ。

昼間のオプションや移動などもあるので、体との相談というところが情けない。

でも、一応、南十字星を見られたこと、あこがれだったマゼラン雲を見られたこと、宮沢賢治の童話に出てくるような天の川を見られたことは、本当に善かった。

そして、ηカリーナ星雲まで・・・。



テカポの天気というのは不思議だ。

初日、クライストチャーチから車で送ってもらっている途中では小雨が降っていて、天気予報でも夜は雨となっていた。

ところが、運転しているガイドの人は今日は絶好だという。

そして、その通りになった。

テカポは空気が澄んでいるだけでなく、雨が少なく晴れがの日が多いというのも、星空を世界遺産にしようというゆえんらしい。

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