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2014.07.07 より

コーバリスの雑草たち [アメリカ旅行]

この頃は涼しくて過ごしやすい。

だが、今日は朝から雨だ。



日食の前日、コーバリスのホテルの周辺を歩いて道ばたに咲いている花を撮った。


ヒロハヒルガオ (広葉昼顔)

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名の如くヒルガオの仲間  学名 Calystegia sepium

このブログでも野呂山に咲いていたヒルガオを載せているが、それよりもずいぶんたくましく、生命力おおせいという感じだ。


他の植物に絡みついて阻害するので有害植物とされているらしい。

冷温帯の植物らしく、北半球のヨーロッパ、アジア、北西アフリカ、北アメリカ、南半球のオーストラリア、南米のアルゼンチンなどに広く分布し、日本では北海道で目につくとのこと。


ヒロハノレンリソウ (広葉の連理草)

エンドウやスイートピーの仲間  学名 Lathyrus latifolius

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スイートピーのように大きくて色鮮やかな花だが、空き地のそこら中に生えて咲いていて他の草や枯れたものとごちゃ混ぜになっているので、あまり見事には見えない。

まっ、性懲りもない、生命力おおせいな雑草としか見えないだろう。

うちの庭に生えてくるドキダミみたいなもんか。

連理草という名は葉が2枚ずつ対になっていることからのようだが・・・・。

語源の連理は白楽天の詩にある
「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん」
(玄宗皇帝が楊貴妃に語ったといわれている)

から来ていて、男女間の愛の深さを表したものなんだ。

この草の命名はこの由来とは関係ないだろう。

写真で見る日本の連理草と比べると、葉がスッと細長い(広葉じゃない?)。





Pictures in Oregon [アメリカ旅行]

せっかくのアメリカ旅行なんだから「いい写真」を載せたいところだが、「いい・・・」どころかまともに写っている写真が少ないのだ。

いつまで経っても腕が上がらない。経験の蓄積がない。

また愚痴か・・・[猫]


19日の夕方の羽田は雷鳴[雷]がとどろく荒れ模様。

地上作業員が仕事ができず(そりゃそうだ)、出発時刻が遅れる。

サンフランシスコで入国手続きし、乗り継ぎ。

オレゴン州ポートランドに着いたのは、またまた19日の夕方。

薄雲があるものの、晴れてきれいな夕焼けだった。

アラスカ航空の機内から

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アラスカ航空機の尾翼にある絵はエスキモーのおじさんらしい。

由来はよくわからない。


そこからバスでコーバリスまで行って、翌20日

日食撮影場所になった川岸より少し上流の橋から撮ったウィラメット川

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満々と水をたたえ、カヌーが浮かぶ(ビーバーはいない)

江の川みたい。

ウィラメット川は蛇行しながらポートランドで、コロンビア川に合流する。


その橋から撮った夕日

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翌日の日食観察は絶好だとの予兆だったんだろうが、雲がほとんどないからギラギラでうまく撮れない。

日食と違って、夕日そのものに意味があるわけじゃないから、周りの風景をちゃんと入れないと・・・分かっちゃいるけどできねー・・・[失恋]

いいフィルターがあるのかな・・探してみよう。


日食当日は終日晴天で、ポートランドに移動した時、撮った夕日はさらにギラギラ・・・[ふらふら]


翌日、朝食時にホテルから撮った朝日

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翌日は雲が出てこの状態だ。(夕日なら絶好だ)

前の川はコロンビア川、ホテルは川の中州にある。

向こう岸はワシントン州(おそらく)

空港の近くだから飛行機が頻繁に飛ぶ。



ホテルからバスで空港に移動する途中の朝日

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バスの車内からスマホで撮ってるから窓が映り込んじゃった。

川は同じくコロンビア川 だろう?[モバQ]

皆既日食見物記 その4 [天体]

皆既日食は終わったし、また見ようと思ってもそう簡単にはいかない。


だからせっかく撮った写真、なんとかならないかといじっていると時間がすぐたって、ひきこもりになる。


まずダイヤモンドリングの最後の最後、月表面の窪みから光がしみ出すシーン

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水漏れの水滴のように見えてくる。


あまりシャープじゃない。


次はプロミネンス

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うーん、見えなくもない・・・が、あの炎が揺らいでいる(火炎)ようなシャープさは・・・

やはり拡大するとぼろが見えるなあ

機材の問題もあるだろうが、根本的にはなぜこの程度なのかという原因がわからぬこの頭にあるんだろう。


最後にコロナ

画像処理ソフトの「ステライメージ」にコロナの処理法があったので使ってみた。

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うーん、ちょっとわざとらしいが、思いは表せた。



つくづく感じたが、やはり次に行くとすれば赤道儀による追尾で、プログラミングされたシャッターだな。

自分は悠然と鑑賞する。


まっ、今度のような晴天に恵まれるとは限らないけどね。

晴れてこのような機会に遭遇しただけでも幸運だ。


そうそう、痛恨の忘却があった。

皆既のとき、周辺の景色とともに写すためにもう一台カメラを持って行ってたのに、すっかり忘れて・・・木洩れ日は撮っているんだが。

天体観測じゃないんだから、これは痛恨・・・・[がく~(落胆した顔)]
主目的以外の夕日を狙って、失敗したりして・・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

皆既日食見物記 その3 [天体]

ああ、月が通り過ぎてゆく。

日食の終わりの始まりだ!

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駐車場に写る木漏れ陽

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地元住民の見物者の引き揚げが始まる。

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あの黒点が見えてきた。

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ベテランマニアはもちろん最後まで撮影しているが、こちとらは次の移動への準備が心配で切り上げることに


このあと、ポートランドにバスで移動するのだが、なんと大渋滞が予想され4時間以上かかると推定されるというのだ。

まあ、あのトランプさんも見たとか見ていないとか・・・。

当地では結構、話題に・・・・・。


写真を整理していると、自分のド素人芸でもなかなか美しいのだが、今となってはあのダイヤモンドリングを実際に自分の目で見たのか、カメラのモニターで見ただけなのか確信がない。

夢かうつつか幻かっていうヤツ?


もうこういう機会はないと思うが、もしあればカメラは自動プログラム(あるらしいが?)などして、自分の目で確実に現認して叫んでみたい・・・。

皆既日食見物記 その2 [天体]

さていよいよ皆既日食だ。

皆既5分前くらいにフィルターを外し、待ち構える。

あまり直前だとあわてて、三脚をひっくり返しでもすれば大変だ。

ところがここで泡食う事態が・・・・!

カメラモニターには大きなゴーストが出て何が何やらわからない。

こればっかしは本物の日食でないと試すわけにはいかないからなあ。


幸いなことにこの事態は20秒程度で収まり、事なきを得た。

太陽光線が強すぎたためのゴーストか?


さて、いよいよダイヤモンドリングというヤツ?

太陽が月に隠れる寸前に月表面の窪みから太陽光線が漏れて射し込んでくる。

月の山や谷の高低だからほんの一瞬のことだ。

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周辺の見物人から歓声が上がる。

周辺にはツァーのカメラマン以外にも地元の人と思われる見物人がかなりいた。

地元の人は大きな車の後部荷台?に夫婦でふんぞり返って悠然と見物している。

この人たちは体の大きさから見ても、見た目の性格から見ても軽自動車なんぞには乗りそうもない。


皆既になると黒い太陽となる。

“何も黒くならなくても”と思わないでもないが、見ているものは太陽ではなくて月なんだよな。

その縁にプロミネンスと思われる赤い塊が盛り上がっている。

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実はツァー同行の先生からは写真に神経を使いすぎず、肉眼や双眼鏡で見た方が感動するとアドバイスされている。

肉眼や双眼鏡で見ることができるのはこの2分足らずの間だけだ。

ただ、双眼鏡は持ってこなかった。

荷物が増えることと、乱視だから視認が難しいと思ったからだが、やはり持ってきていればよかった。

結局プロミネンスは肉眼では観察できていない。


コロナ!!


コロナの撮影にと、あらかじめ計画したとおり、この時点でカメラのISOをあげる。

肉眼では白い輪のように見える。

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でも、結果的に露出時間をもっと長くとるべきだった。

露出時間が短すぎると現像の時にレベルを上げてもノイズが出てなかなかいい画像にならない。



2枚、3枚と重ね合わせてみたが・・・

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結局、13枚エイヤッと重ねて、思い切って画像処理をかけてみた。

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これがいい画像と言えるかどうかはわからないが、太陽から放射状に非対称な筋が見える。


もう一回リベンジというわけにもならないから、まあ初心者だからこの程度で満足。

自己満足・自己満足・自己満足

そして、逆ダイヤモンドリング。

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ISOが高く、露出が長いからなんか趣が違う。

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